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テレデジで3倍以上のユーザー行動を促進!テレビCMとデジタル広告の重複接触で見えたTVBridge Adsのシナジー効果事例


テレデジ配信とは?

テレデジ配信とはテレビCMとデジタル広告を関連付けて、広告配信ならびに統合的に分析する手法全般のことを指します。
市場背景として、テレビCMでリーチできる消費者が徐々に減少している昨今、デジタル広告をブランディングに活用する企業様が増加傾向となっております。ただ、TVとデジタルという媒体の特性上、オンライン/オフラインというデータの統合が難しいことから、テレビCMとデジタル広告を有機的に連動させた分析やターゲティング配信まで定常的に実施されている企業様はまだまだ少ないのが実情です。

「TVBridge Ads」ではTV視聴データを活用したターゲティング配信が可能である特徴から、かねてからこのテレデジの効果に着目し、テレビCM、デジタル広告それぞれ単独で訴求するよりも、各媒体をIDベースで連動させ広告配信を行うことで、相乗効果を生み出せると考え、配信機能や分析機能を改善する取り組みを続けてまいりました。

テレデジ配信によるシナジー効果事例

積極的にテレデジ配信と分析を実施している「TVBridge Ads」における最新の効果検証事例をご紹介させていただきます。

■調査対象広告主について
・業種   :国内の大手製薬会社様
・訴求商材 :特定症例における治療啓蒙キャンペーン
・配信期間 :2024年9~10月
・配信設計 :TVBridge Adsを活用し、テレビCMの視聴者を
       デジタル広告でターゲティング
・配信面  :オープンWEB面(WEBブラウザメディア)中心

■分析検証概要について
・目的   :テレビCM視聴のみのユーザーと比較し、デジタル広告での
       重複接触によりWEBでの行動が促進されたかを検証
・比較要素 :①WEBコンバージョン 
       ②(キャンペーン)サイト来訪 ※広告クリックユーザーを除外
・分析手法 :以下のイメージ図の通り、
      「A=テレビCMのみ接触者」と
      「B=テレビCMとデジタル広告の重複接触者」
      と区分し、A/Bそれぞれのユーザー母数に対し、
      ①WEBコンバージョンタグの接触者数
      ②サイト来訪タグの接触者数 の割合を比較

■検証結果について
上記検証の結果、①WEBコンバージョン ②サイト来訪 のテレデジ配信ならびにデジタル広告の接触回数(FQ)毎のユーザー割合は以下の結果となりました。

・WEBコンバージョン率

●サマリ
・”テレビCMのみ接触”におけるWEBコンバージョン率0.002%と比較し、
 デジタル広告でも接触を重ねることで、たとえ”FQ1回”でも
 3倍強となる0.007%と上昇
・デジタル広告のFQを重ねる毎にWEBコンバージョン率が比例して
 上がる傾向が確認され”FQ8回”では0.025%と”CMのみ接触”と比較し
 10倍以上も上昇している


・サイト来訪率

●サマリ
・”テレビCMのみ接触”におけるサイト来訪率0.05%と比較し、
 デジタル広告でも接触を重ねることで、たとえ”FQ1回”でも
 約3倍となる0.15%と上昇
 (上述のWEBコンバージョン率の上昇率と同様の結果であった)
・WEBコンバージョン結果とも同様に、デジタル広告FQとサイト来訪率が
 比例して上昇する傾向を確認。
 ”FQ8回”では0.46%と”CMのみ接触”と比較し約9倍もの上昇幅となっている

上記の通り、①WEBコンバージョン ②サイト来訪 共にテレビCMとデジタル広告の重複接触で大きくユーザーの行動促進効果を確認できた結果となっております。
また、デジタルFQを重ねる度にその促進効果も上昇する傾向も確認できております。

まとめ

「TVBridge Ads」では今回の検証案件以外でも多く、テレデジ接触のシナジー効果が確認できた事例が多く発生しており、より多くの広告主様のテレデジに関する課題に対して、今後も貢献できるようにサービスの改善を継続してまいります。

テレビCMとデジタル広告を連動させて、より広告効果の向上を図りたいマーケティングご担当者の方はぜひお気軽に以下サービスサイトよりお問い合わせくださいませ。