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【PowerBI初級編】第4回 基本のビジュアルを作ってみよう②:売上棒グラフ

こんにちは!noteをお読みいただきありがとうございます。
SMKT事業部note運営の鈴木です。

前回の記事では、スコアカードの作成方法について説明しました。今回は棒グラフを使って、売上データを月別に表示してみましょう!
月別に分けることで売上の季節性が分かるようになります。
それでは今回も最後までお付き合いください。

1.棒グラフの使用場面

棒グラフは、データを縦または横の棒で表現するグラフです。
項目や時間単位ごとの値を比較しやすく、データの傾向やパターンを視覚的に把握するのに適しています。
売上データを棒グラフで可視化することで、月ごとの売上の変動や各製品の売上比較が簡単に行えます。

2.棒グラフの作成

1.棒グラフの追加

前回同様、新しいビジュアルをクリックします。
今回はY軸に売上、X軸に月が入る棒グラフを作成したいので、
「集合縦棒グラフ」を視覚化ウィンドウズから選択します。

グラフを選択すると視覚化ウィンドウズ下部にデータをどこに入れるかを指定できる画面が出てくるので、必要なデータをドラッグ&ドロップします。
今回は以下のデータを選択します。
X軸:マリアム商社_月次レポートから「年月」
Y軸:マリアム商社_月次レポートから「売上」

入れた直後はこんな感じ

2.2 データのドリルダウン

Power BIにはドリルダウンという機能があります。
ドリルダウンは階層構造になったデータをより粒度の細かい階層に掘り下げる機能です。
例えば、年月だと一番大きい単位が「年」で、
「年」→「四半期」→「月」→「日」という順番に分解できます。
今回出したいのは「月」単位のデータですので、「年」から2段階細かくすればよいことが分かります。

ドリルダウンの機能は「データ/ドリル」タブのリボンにあるドリルダウンという部分をクリックするか、ビジュアル右上にある二股の矢印をクリックすることで使用できます。
今回は後者の方法でやってみましょう。

一回目
2回目。これで月別のデータに分けることができました

ドリルダウンに用いた矢印の左端の上矢印をクリックすると「ドリルアップ」と言って一つ大きな粒度のデータに戻すことができます。
うっかり細かくしすぎてしまった場合でも安心ですね。

2.3ビジュアルのカスタマイズをしよう

視覚化ウィンドウの真ん中のアイコンをクリックするとビジュアルの書式設定を開くことができます。
ここではビジュアルの細かい部分を変更することができます。
試しにグラフの色とタイトルを変えてみましょう。

グラフの色は「ビジュアル」タブの中にある「列」の「カラー」から変更できます。
前回作ったヘッダーと同じ色にそろえてみましょう。

タイトルは「全体」タブの「タイトル」から変更できます。
何のグラフなのかわかりやすいように「月別売上棒グラフ」と記入しておきましょう。

色とタイトルを変えるとこんな感じ
一体感が出ていいですね

最後にラベルの調整をしましょう。
X軸のグラフに四半期が入っていますが、今回は要らない情報なので削除してスッキリ見せたいと思います。
視覚化ウィンドウズのビジュアル選択の画面に戻り、X軸のデータフィールドの中から「四半期」と「日」を「×」ボタンで削除してください。

年と月だけ残っていればOK

ここからは特別課題です。
このビジュアルのどこかに「ラベルの連結」機能があります。
機能をONにするとお手本と同じ表示になるので探してみてください!
実際に操作していろいろな機能を見てみましょう。
今回はここまで!

上半分がほとんど完成してきました

4.まとめ&次回予告

今回は棒グラフを使い、月別の売り上げを視覚化してみました
どうやら12月は売り上げが特に増える様子です。
クリスマスディナーでワイン消費量が増えるのでしょうか?
それ以外の月はあまり変化がない様子です。

次回は、基本的なビジュアル③として、折れ線グラフを作ります。
どの季節にどんなワインが売れるのか、タイプ別に売上本数を調査してみましょう。
次回もお楽しみに!

前回の記事はこちら

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