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【PowerBI初級編】第3回 基本のビジュアルを作ってみよう①:スコアカード
こんにちは!noteをお読みいただきありがとうございます。SMKT事業部note運営の鈴木です。
前回の記事では、Power BIにデータを取り込む方法をご紹介しました。
今回はいよいよビジュアルを作成します。
まずは基本のスコアカードから作ってみましょう!
1.スコアカードとは?
スコアカードは、ビジネスの重要な指標(KPI)を一目で確認できるビジュアルです。売上高、利益率、顧客数などの主要な数値を表示するのに適しています。
スコアカードを使うことで、データの中から重要な情報をすばやく把握することができます。
ダッシュボードの中で一番最初に目が付く場所に配置されています。
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2.スコアカードの作り方
2.1 Power BIの作業画面
スコアカードを作り始める前にPower BIの画面を確認しましょう
左からレポートキャンパス、「フィルター」ウィンドウ、「視覚化」ウィンドウ、「データ」ウィンドウがあります。
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データをビジュアライズとして作成するには何も選択していない状態で「視覚化」ウィンドウから作りたいものを選択するか、上部にある「新しいビジュアル」より作成できます。
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2.2 スコアカードの追加
視覚化ウィンドウから「カード」ビジュアルを選択します。
カードビジュアルのアイコンは、シンプルな数字の表示用の四角形です。
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複数行追加できるやつじゃないよ
選択したカードビジュアルがレポートページに追加されます。
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2.3 データの選択
表示したいデータを選択orフィールドにドラッグ&ドロップします。
マリアム商社の売上と粗利は「マリアム商社_月次売上レポート」の中にあります。
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売上のカードが作成出来たら粗利も作ってみましょう
3.スコアカードの配置とサイズ変更
~テキストボックスを添えて~
第1回でも説明しましたが、Power BIの魅力はPowerPointなどと同じような操作感でビジュアルを配置できることです。
作成したスコアカードのサイズを変えたいときは四隅をドラッグすることで自由自在に変えられます。
ついでにテキストボックスを使ってレポートキャンパスにタイトルを入れてしまいましょう!
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4.まとめ&次回予告
今回は、スコアカードの作成について解説しました。
スコアカードは重要な指標を一目で確認できる便利なビジュアルです。
スコアカードを使ってデータの全体像を掴むことで、後に続く詳細な情報を深堀りすることができます。
まさにデータビジュアライゼーションの第一歩というべき存在ですね。
簡単な操作で作成できるため、ぜひ試してみてください。
次回は、「基本的のビジュアル②」として棒グラフの作成をしてみましょう。
売上カードの年間総額は一体どのように分解されるのでしょうか?
今回の解説が皆さんのデータ分析に役立てば幸いです。
質問やご意見があれば、コメント欄にぜひお寄せください。
次回の記事もお楽しみに!
前回の記事:
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