＃10 明日

『君と会えたから・・・・・・・』
　

明日という何気なく使う言葉
明日、明後日、明々後日

それはただただ願望に過ぎない言葉

世の中一つだけ決まっていること

「人はいつか死を迎える」

それ以外に決められたことはない

決まっていると思っていることは

自分が勝手に決めてしまっていること

明日

が必ず来るなんて

決まっていない

なのに

明日

が来ることを

疑わない

人は
自分の都合に合わせて
物事を見ようとする

都合の悪いことは
当事者にならないと
思っている

というより

願っている

きっと、、、

だから

自分が

予想外の出来事に見舞われたとき

「なんで？」

と疑問に思ってしまう

人間の心理

こうやって本を読んで

そうだよね

1日を大切に生きなきゃ

って思ったのは事実

それでも

やはりどこかで

明日がこないことを

想像はできない

想像することが「怖い」んだろうね

明日を願う

それでも

明日が来る前提ではなく

明日より今日

今日できることは

今日やる

今日しかできないと思って

行動していく

「今日」の重みを

感じる一冊であった