【受講レポ】Google UX Design認定を受けている話
あと半月で2021年も終わりですね。みなさんはどんな一年だったでしょうか?
私は一年の半分近く、UX designを考える時間にしていました。と言えば大袈裟ですが、Google UX design認定を受講開始して半年以上が経ちました。
去年からお家にいる時間も増え、ゲームをやったり映画を見たりと過ごしていました。今年の春先、所属組織の変更をきっかけにキャリアを考え直す機会がありました。そこで、このまま業務外で何もアクションを起こさないのは良くないのでは、と考えていた時にGoogle UX Design認定の存在を知りました。すぐに受講を開始し、今に至ります。そんな半年を振り返った受講レポを残したいと思います。
Google UX Design認定の受講を悩んでいる方に向けて、この記事が受講を始める一助になれば幸いです。
受講しているGoogle UX Design認定のリンクはこちら↓
https://www.coursera.org/professional-certificates/google-ux-design
また、本記事はNSSOL Advent Calendar 17日目の記事です。
記載内容は組織の公式見解ではなく、個人の見解となります。
はじめに
前置きが長くなりましたが、改めまして自己紹介です。私はシステムエンジニアという肩書きを持ちながらUXデザインをやっているとろわです。
現職に新卒で入社してから「UXデザイン」というものに出会い、周りの先輩方や書籍、案件を通して知識や経験を積み重ねてきました。そんなキャリアを振り返ったときに
「知識になんとなく穴がある気がする」
「自身のスキルを証明できるものがない」
と感じ、Google UX Design認定を受けようと思い立ったのです。
受講スタイル
勤務はフルタイムで平日5日、ほとんど在宅勤務です。
あと日を跨ぐ前には就寝してしまうくらい夜遅くまで起きてられないタイプです…
受講開始当時、講座には「週10時間の勉強時間の場合で、6ヶ月で受講完了」と目安が書かれていました。
そこで自身の生活スタイルに合わせてコースを進めるため、以下のように学習時間を取りました。
・平日早起きして勤務前に1時間(平日5日×1時間)
・休日はカフェに行き2,3時間(休日2日×2.5時間)
講座開始当初は期待感もあり、どんどん前に進めて、だいぶ貯金も作っていました。しかし途中で引越しによる環境変化(主に部屋の方角)(朝日が入りにくくなった…)が起こり、平日朝1時間の勉強が厳しくなりました。
なので、最近は休日の2,3時間のカフェタイムをメインにコースを進めています。
なんせこのコースはざっくり 10時間×4週間×6ヶ月=240時間(!?)の学習時間が設定されています。
また、コース内のActivityという手を動かすワークは目安時間で計算されています。このActivityではUIイメージ作成などいくらでも時間をかけて手を込められるワークも多く、目安時間をゆうに超えてしまいます。
かといって、「ここまでに取得しないと失格」というような厳しい締め切りはないので、仕事やプライベートの時間などとバランスをとりながら無理せず受講できるスタイルを確立できれば進められるかと思います。
受講期間のスケジュール
コースの重さにも依りますが私の場合、およそ1ヶ月に1コースのペースで進んでいます。
この投稿日に6ヶ月目突入ですが、完了までは来月までかかりそうです。ラストスパート頑張ります...
06/09 Google UX Design受講開始
06/19 Course1完了
07/25 Course2完了
08/07 Course3完了
09/04 Course4完了
10/03 Course5完了
12/05 Course6完了
12/17現在 Course7受講中
受講環境
使用端末:MacBook Air (11-inch, Mid 2013)もしくはiPhone11
講座コンテンツは大きく「動画」「ドキュメント」「アクティビティ」とあります。
基本的にはPCで視聴・作業をして、たまに移動時間で動画だけ見進めたいときはスマホを使っていました。
この講座を提供しているプラットホーム「Coursera」はWEBとアプリの連携がスムーズで、複数端末からアクセスしても進捗がきちんと更新されているので、ストレスなく学習できます。
実は本講座を開始にあたって「新しいPCを買おう!」と意気込んでました。手持ちのPCは正常に動くものの、8年も前に購入したものだったので、この受講をいい口実に、と思ってました。
しかし、新しいPC買うのも躊躇してしまい(主に予算)、「このままでは受講開始のきっかけを逃す、今のPCでできるだけ進めてみよう」と始めて、6ヶ月。弊害はAdobe XDのバージョンが上げられずMaterial Designのリソースが開けない、くらいで済んでおり、難なく受講を進められています。
今後も何か取り組む時、環境のせいにせず、まずはできる範囲でやってみよう、と身をもって体験しました。
学習形式と受講の進め方
先ほども記載した通り、講座コンテンツは大きく「動画」「ドキュメント」「アクティビティ」とあります。加えてコースの最後には「制作物の提出」か「テスト受験」があり、合格すると次に進めます。
はじめのうち、コース5までは学習内容→実践の繰り返しで、学習内容も新鮮なものが多かったため、用意された通りに進めていました。
コース6以降はコース5までに習ったことを復習しながら実践を進めていくのがメインです。なので、平日に動画やドキュメントを先に見て、休日に手を動かすアクティビティに取り組む、というスタイルに変えて取り組んでいます。
このように自身のスキルや生活スタイルに合わせて柔軟に対応できれば、進めていけると思います。
壁に当たったときは
私はよく、インタビューやユーザーテストといった一人で完結できないタスクが出てくると、進みが止まってしまいました。なかなか人を巻き込む勇気が出なかったのが原因だったと思います。
そんなときはタスクをとにかく細かくして、1日に少しでも進捗が出るよう、工夫しました。あとは相手ありきなので先送りせず早めに予定を決めることでマイルストーンを作って自分を追い込むようにしました。
幸い、職場にあるデザイナーコミュニティに参加していたので、デザイナー仲間に声かけさせていただき、ユーザーインタビューを実施できました。
(協力いただいた皆さんありがとうございました…!)
おわりに
経験を踏まえて、今後受講を考えている方に2つのアドバイスを残します。
1受講目的を持つ
私は今回「UXデザインの知識を偏りなく習得する」「ポートフォリオになる実績物を制作する」を目的に置き、進みが止まったときに目的を見直すことでモチベーションを持ち直しました。
2受講していることをオープンにする
受講していることを家族や同僚に知ってもらうことで、受講仲間が見つかったりユーザーインタビューを依頼しやすくなったりするかと思います。特に受講仲間の進捗はいいプレッシャーになるので定期的に報告し合うのがオススメです。笑
Google UX design認定はコンテンツそのものが教科書になるくらい、デザインに関して学べる機会が用意されています。同じ日に公開している記事にも所感とともに学んだことをまとめていますので、気になる方はこちらからチェックしてみてください。
最後に、再度お知らせです。
本記事はNSSOLアドベントカレンダー17日目の記事となっています。デザインに限らずいろんな技術に関して記事が公開されていますので、ぜひ訪問いただければ幸いです。
https://qiita.com/advent-calendar/2021/nssol
最後までお読みいただき、ありがとうございました!