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「ルックバック」感想

映画「ルックバック」を観たので雑に感想を残しておく。 圧倒的な画力まず作画、アニメーションがとにかくすごかった。特に印象に残っているシーンは、 藤野が家に来たことを京本が悟り、部屋そして家から飛び出るシーン 京本にファンであることを告白された後の帰り道で藤野が走っているシーン の2つ。そのどちらも迫力があるのはもちろんのこと、動きの一つ一つに生命の生き生きとした躍動感を覚えた。 絵と音でストーリーを語る言葉ではなく、絵と音で語りかけてくるシーンが多かった。 窓の外

    • 2023/08振り返り

      個人的な1ヶ月の振り返り。有益な情報ないです。 1. 仕事アサインされたプロジェクトの実装をずっとしていた。内容はGo言語によるバッチ処理。ゴルーチンを使って実行速度を意識した実装ができたのが良かった。9月中旬が〆切だから、〆切に間に合うように進める。 実装以外でもコミュニケーション時に相手が何を求めているかを意識して質問に回答できるようになりつつある。 ちょっぴり成長を感じている。 社内LTに登壇した。GraphQLについて発表した。GraphQLを選んだ理由はOS

      • 2023/07振り返り

        個人的な1ヶ月の振り返り。有益な情報ないです。 2023/07の目標月初に立てた目標は以下の通り。 仕事 社内LT登壇 アサインされたプロジェクトの実装を納品 個人開発 OSSコントリビュート OpenAI APIで何か作る 読書 Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門 マスタリングTCP/IP 入門編(第6版) Zenn記事 diffアルゴリズムについて OSSコントリビュートについて 実際はどうだったか。 1. 仕事LTにつ

        • なぜ温泉はピースなのか?

          僕はサウナが好きで、よく温泉に行く。 「サウナ最高だなぁ」と思う他に、いつも思う事がある。 それは「温泉ってピースだなぁ」という事。 なぜ温泉はピースな空間になっているのだろうか。 理由の一つはもちろん、温泉に浸かる事で体も脳もリラックスしているからだろう。 リラックスしている状態だと、感情が高ぶり、怒りの感情をぶつける事がないのかもしれない。 ただ、それ以外にも理由があるように思える。 温泉に来る理由はいろいろあるだろうが、温泉に来る全ての人は温泉に癒しや安ら

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        記事

          リュウジの『バズ』レシピは、なぜ『バズ』るのか?

          僕は料理が好きで、週6は自炊しています。 毎日の食事が美味しいものだと人生が豊かになるなと思って、ちゃんと料理をするようになりました。 料理をする際はいつもYouTubeでレシピを検索します。 レシピが動画である点は料理をする人にとって非常にありがたいです。以前まではクックパッドのようなテキストベースのレシピを読んで料理を作っていたのですが、動画の方が情報量が多く段違いに分かりやすいです。 YouTubeのレシピ動画でいつもお世話になっているチャンネルがあります。それ

          リュウジの『バズ』レシピは、なぜ『バズ』るのか?

          スポーツ観戦の魅力について語る

          僕はスポーツ観戦が好きです。自分が小、中、高と野球をやっていた事もあって、一番好きなスポーツ観戦は野球観戦です。 つい先日も、プロ野球のCS第三戦、阪神対DeNAを観戦し、その熱い試合に胸を打たれ、改めてスポーツって良いなぁと思いました。 ある時ふと、「スポーツ観戦の魅力って何だろう」と思ったので、今回記事にすることにしました。 不確実性スポーツ観戦の魅力は不確実性だと思っています。どちらが勝つか分からないと言う状況が人をワクワクさせるのではないでしょうか。 程よい不

          スポーツ観戦の魅力について語る

          なぜ大食い企画は人気なのか?

          テレビでもYouTubeでも人気の企画があります。 そう、「大食い企画」。 この前もサウナに入っている時、目の前にあるテレビの番組内で大食い企画をやっていました。そんな時にふと、「なんで大食い企画は長年人気なのだろうか?」と疑問に思いました。そこで、今回その疑問について考えてみたいと思います。 そもそも人気がある、視聴率が良い、再生回数が多いという事は、それだけ視聴者の好奇心をくすぐる何かがあるという事でしょう。「見てみたい」と思ってしまうメカニズムについて考えていきま

          なぜ大食い企画は人気なのか?

          サウナについて語る

          僕はサウナが好きだ。 本当は1週間に2回くらいのペースで入りたいが、最寄りのサウナが少し遠い事もあって2週間に1回くらいのペースでサウナに通っている。 サウナにはまったのは1年半ほど前だ。きっかけは「なんか流行っているし自分もやってみるか」みたいな感じだった気がする。 初サウナではそれほどまで快感を得ることはできなかった。「おや、これは凄いぞ」と思い始めたのは2、3回目からだった気がしている。 何故これほどまでに僕はサウナに惹き付けられるのだろうか。 多くの人がサウ

          サウナについて語る

          リコリス・リコイル感想会

          リコリス・リコイル見たので、感想を殴り書きしたいなと思います。 一言でまとめると、ストーリー、作画、キャラクター、キャスト、音響効果、主題歌(オープニング、エンディング)のどれをとっても最高のアニメでしたぁ! 作画について何と言っても戦闘シーン。ガンアクションの激しさや危機迫る感じが凄く伝わってきて、毎回ドキドキ・ハラハラしながら見ていました。 本作は絵が語るシーンが多かったような気がします。最終話のミカがシンジを撃つシーンも音はなく、映像が物語っていたのが印象的でした

          リコリス・リコイル感想会

          クリエイター特区プロジェクト AR展示作品を見てきた

          三井不動産が取り組んでいる、未来の都市のあり方を考え、実装するためのプロジェクトに「未来特区プロジェクト」というものがあります。 「未来特区プロジェクト」は「生存特区プロジェクト」「コミュニケーション特区プロジェクト」「クリエイター特区プロジェクト」の3つから成り立っています。 現在、3つの中の1つである「クリエイター特区プロジェクト」の企画として、日本橋を舞台に"UNBUILT"というコンセプトの下、リアル、デジタル、またそれらのミックスとしてARによる作品の展示が行わ

          クリエイター特区プロジェクト AR展示作品を見てきた

          『ダミアンハースト 桜』

          題名にもある通り、ダミアンハーストの桜展に行ってきたので、それについて書きたいと思います。 ダミアンハーストは現存する現代アーティストの中でも最も有名なアーティストの1人です。サメをホルマリン漬けにした作品やダイヤモンドで装飾した髑髏の作品が有名です。 全体を通して作品の質感が印象に残っています。質感はマチエールとも言われますね。 キャンバスに殴りつけられた絵の具には、それ自体が身体に訴えかけてくるものがありました。 絵画を眺めていると思わず手で触れたくなる、そんな質

          『ダミアンハースト 桜』

          ドライブ・マイ・カー

          アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した事で話題を呼んでいる『ドライブ・マイ・カー』を見に行ったのでその感想をざっくばらんに書きたいと思います。 一番心に残っているシーン 全体を通じて一番心に残っているのは、家福とみさきが北海道に着いた直後にスクリーンが雪景色に覆われる中で15秒間ほど無音になるシーンです。 息を飲むことさえためらってしまうかのような緊張感が空間全体に張り詰められました。 北海道の地でこの後起こる家福とみさきのやり取りは、この映画で最も重要なシーンの一つで

          ドライブ・マイ・カー

          天丼を食べたい気分

          気分はどこからともなく訪れる。 「今日の僕は天丼を食べたい気分だ。」 朝の目覚めと共に僕は宣言した。 天ぷらではいけない。 天丼でなければいけない。 揚げたての天ぷらにサクサクの衣。 甘辛い醤油が天ぷらとご飯をつなぎ合わせる。 サクサクとモチモチを繋げるには甘さだけでは離れてしまう。辛さだけだと喧嘩を始めてしまう。 甘辛さが必要なのだ。 衣がシトシトになる前に口にかき込む。 気づいた時には空になっている。 僕の気分も衣替え。 また別の気分が立ち上がる。

          天丼を食べたい気分

          暇と退屈

          年末の休暇を使い、ずっと読みたいと思っていた『暇と退屈の倫理学』を読んだのでnoteに書きたいと思います。 本書は450ページ近くあり、感じた事を全部書くと大変なので、要点を絞って書きたいと思います。 哲学の面白さまず「暇」「退屈」といった概念を取りあげて、それらについて真剣に考えるという体験自体が新鮮でとても気持ちが良かったです。 日々生きている中で「暇だなぁ」「退屈だなぁ」と思う事はあっても、「暇とは何か」と、考える対象として取り上げたことが今までありませんでした。

          暇と退屈

          KAWS TOKYO FIRST

          展覧会に行った際は率直に感じたことを文章にして留めておきたいなと思っています。てなこともあり、今日は森アーツセンターギャラリーにて開催されているKAWS展に行ってきたので、その感想をnoteに書きたいと思います。 ただしKAWSが歴史的な文脈でどういった位置付けのアーティストであるのかと言ったことは僕の知識不足で理解していないので、美術批評を書くことはできません。あくまで自分自身が感じたことや疑問に思ったことを素直に書きたいなと思います。 KAWSというアーティストを知ら

          KAWS TOKYO FIRST

          さつきから夕立の端にゐるらしき 飯島晴子

          夕立とはにわか雨の事だ。少し前まで空には雲一つなく、青空が澄み渡っていたのに、突如現れた暗雲が空一面を覆いつくす。その後、構える間もなく雨が激しく降る。しかし、雨はすぐに止み、また何事もなかったかのように青空が顔をのぞかせる。 夕立の時、人は予想外の事が起きているのだから、驚き慌てるはずだ。 「近くに雨宿りできる場所はないか?」 「すぐに止むのだろうか?」 「外に干していた洗濯物は濡れないだろうか?」 この句のすばらしさはこんな夕立というハプニングに対して、「ゐるら

          さつきから夕立の端にゐるらしき 飯島晴子