踊る金八マザーリコ❤︎

重度障がい者施設でのダンス講師に挑む、42歳二児の母の冒険記録。

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最近の記事

信頼関係で、肌の質感が変わる?

【信頼関係で、肌の質感が変わる?】 昨日で重度障がい者施設でのダンス(表現クラス)が、10ヶ月目。 皆さんとふれあいながら、気付きました。 『あれ?◯◯さん、こんなに肌が柔らかかったっけ?』 『あれ?◇◇さんも!』 触れ方や表情などだけでなく、 肌の質感が違うように感じたのです。 そんなことあるでしょうか? きっと、あると思います。 肌は第二の脳、第三の脳。 ふんわり優しく、認め合い受け入れ合う安心感が、皮膚に伝わる。 いや、皮膚から脳にも相互に伝わる。 そう実感し

    • 子どもらしさ【インクランド編】

       昨日は月1回の インクルーシブな親子表現プログラム 【インクランド】でした。 2歳も40歳も、みーんな一緒に 笑って跳ねて緩んで遊んで身体と心が解放! #みんなちがってみんないい を身体と声とぜーんぶ使って体感します。 子どもってなんて愛おしい存在なんだろう。 悲しかったら泣いて 楽しかったらジャンプして 遊んで欲しくてちょっかい出して 疲れたら寝転んで 不安な時はママにギュッてしがみつく … 全力で生きる子どもたち。 みんなの丸ごと全部全部愛おしくて たまらなくて。

      • いのちのまつり【インクランド編6】

        親子インクルーシブ表現プログラム 【インクランド】4回目。 参加予定だったメンバーの お父様がお亡くなりになられました。 お父様がいたからメンバーちゃんがいて、 お子様たちが産まれ 私たちは出会い仲間になれた。 お会いしたことはないけれど、 つながっているね、って みんなで手を合わせて ご冥福をお祈りしました。 そして、 #いのちのまつり を読み 「最初のお母さんって誰だろう?」 というお話から 私たちはみーんな違うけれど 人間も植物も虫も細菌だって みーんな同じ「最

        • 私の目指す【舞台】

          真逆。 【正すのでなく活かす】 どんなあなたも どんな時も 受け入れ活かす。 ステージ上で「ちゃんと」魅せるため 講師として「ちゃんと」評価を得るため 【私の描く作品通りになるように正していく】 それらを心の底から手離し 真逆の道を行く。 感性 発育のスピード その日の調子 独自の魅力 奏でるリズム… 1人ひとり違う尊い存在 無常な瞬間を そのまま全て受け入れ 個を活かし 集団として活かし、作品にする。 観ている人のためよりも 表現者の成長や生きる喜びのために。

        信頼関係で、肌の質感が変わる?

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        • インクランド【親子プログラム】
          7本
        • 重度障がい施設編
          0本

        記事

          受け取る力【インクランド編5】

          親子のインクルーシブな表現教室 【インクランド】 3回目。 会場の感染対策により すぐ満席になってしまうので…今回は  午前の部  午後の部 2回開催‼︎ おばちゃん、がんばりました〜笑。 「みんな同じように  自分だけ違うことして  恥ずかしくないように  迷惑かけないように  キッチリ行う」 例えば躾、常識、振付… 日常のそれらと真逆 「みんな違って  みんないい。  みんながいるから  ココがある」 を体感する場所。 そんなインクランドの思いや意図が 子どもたち

          受け取る力【インクランド編5】

          信じるココロ【インクランド編4】

          インクルーシブな表現プログラム インクランド 3月28日、2回目⭐︎ 3歳になったばかりの子から小学4年生の 親子14名にご参加いただきました。 子ども向けな話し方をしますが、  ●親は子どもの付き添いというスタンス  ●大人が子どもを指導というスタンス ではありません。 みんな一緒。 どちらが上とか下とか どちらが良いとか悪いとかでなく 「インクルーシブ」の名の元に 年齢立場性別障がいなどなどで区分けすることなく、 感じ合い学び合い 一緒にその場を作っていきます。

          信じるココロ【インクランド編4】

          躾とはルールとは【インクランド編3】

          インクルーシブな親子講座【インクランド】 迎えた初日。 私がはじめまして⭐︎なお子さんもいたし、 はじめまして同士も多かったにも関わらず、 予想以上に楽しい時間になりました★ 「もっと!もっとやりたい!」 笑顔で自由に表現する子どもたち。 それを嬉しそうに見つめるママや 負けじと表現するママ。 沢山ハグして嬉しそうな親子の笑顔。 楽しい時間になった要因は、 ●私のことを信頼してくださっているママの気持ちが、 お子さんに「安心感」として伝わっているから ●ママ自身もネイチ

          躾とはルールとは【インクランド編3】

          インクルーシブな場所【インクランド編2】

          「みんなちがってみんないい」「自由」「助け合い」「個性」「共生」「多様性」 …などなど 多くの方が、口ではこんなことを言いますが、 実際は、どうしたらいいのかわからない。 結局、周りを気にしてそれなりに時を過ごす。 知らぬ間に抑圧していた気持ちは慢性化。 そのうち自分の本当の気持ちすらわからなくなり、苦しい…。 自分自身や大切な我が子の存在意義や可能性を 信じられなくなって、苦しい…。 そんな方が多いと感じます。 私自身もそうでした。 口だけで「本当の自由とは」「本

          インクルーシブな場所【インクランド編2】

          新たな挑戦【インクランド編1】

          2021年2月23日 障がいある方も参加できる、親子講座を開催しました⭐︎ 「いつか力をつけたらやりたい」 漠然と思っていたことが急展開したその理由。 ①発達障がい・不登校の相談が増えたコト 個性を魅力と受け止められず悩むお母さん。 学校に順応できないと苦しむ親子。 。。。 相談を受けたり、耳にしたりする日々。 コロナ禍でこの問題がさらに表面化している と感じました。 ●丸ごと個性を愛して伸ばせる場を ●個性を受け入れ活かしあえる場を ●ひとりじゃないーつながれる安心

          新たな挑戦【インクランド編1】

          歌うように、自分を抱きしめる。

          前回、みんなの前で「風」になって自由に踊ってくれたAさん。 私の耳にはまだ残っています。 彼女が踊りながら、歌うように言っていた言葉。 「Aちゃん、本当に踊り上手になったわね。素敵ね。」 きっと言ってもらいたいこと、 自分で言ってるんです。 なんて素敵なんだろう。 【自分で自分をハグする】 多くの人ができない。 自分のかけて欲しい言葉すらわからず 満たされずいるのに 自分の心のコップを 自分で満たせる 本当に素敵な女性と感じました。 重すぎる鎧を脱いで 厚すぎる

          歌うように、自分を抱きしめる。

          風に、なる。

          2月のワークショップ。 「自由を伝える」挑戦は続く。 ●ひとりひとりの小さな表現を拾い、 褒める。 をとにかく繰り返す。 ●職員さんにも半ば無理矢理 「自由」をやってもらう。 ●私が何より「自由」を恐れない。 全く伝わる自信がなかった私ですが、 自分に自分が負けないように 挑みました。 すると、ワークショップの最後 自由に自然界を表現するメソッドで Aさんが堂々と、 お部屋の真ん中私の隣に来て 風になって、私と一緒にみんなの前で踊り始めたのです。 それを羨ましそう

          そもそも自由とは何か。

          1月のワークショップ。 実は手応えが全然なかった。 私の中の【試行錯誤】がそのまま出てしまった気がする。 ●みんな一緒の揃ったダンス を求めているわけじゃない。 ●カラダ歌う、ココロ踊るその人らしい【自由な表現】 に導きたいという私の思い。 でも 「自由に〜好きに〜」 と言うたびあった違和感の正体。 そう。 そもそも皆さんは【自由】という言葉を 知らないんだ。 【自由】とは何か を伝えるところからはじめなきゃいけないんだ。 じゃあ【自由】ってなんだよ⁈ 今私自身は

          そもそも自由とは何か。

          1人じゃできないから。

          12月のワークショップ後、 担当のスタッフさんと打ち合わせの時間を作っていただきました。 感想やアドバイスいただいて もっとよいワークショップにしたかったからです。 時間いただき本当によかった! このワークショップの鍵は スタッフさんが握っていると確信。 ●理解と協力 ●それに至る信頼関係 これを深めること 私がすべきことのひとつだと思いました。 ただでさえ 「何を何のためにやってるか」 きっとわかりにくいワークショップ。 「ダンスだけやるんじゃないの?」 と思ってる

          1人じゃできないから。

          ステキな勘違い

          月一回、重度障がい者施設でのワークショップ4回目。 いつも寝ころんだままの女性。 初めて会った時、爪を立てて私をつかみ、私の腕には小さな傷跡ができた。 今日は座り、手も出してきてくださったので その手で一緒に踊ってみた。 そうしたら、笑ってくださった⭐︎ 自ら何かしたりすることが滅多にないという、毎回私にも無関心そうな男性。 今日は時折立ち上がり、必死に指で何か伝えようとして、 最後には前の方に出てきてくださった⭐︎ いつも笑顔の男性は、ずっと外を見て私が来るのを待って

          自我だと、気づく。

          2020年11月18日。 月に一度の重度障がい者施設でのダンスワークショップ、3日目。 重度の自閉症、時に人を噛むこともあるという、ずっと地べたに座っている女性が はじめて立ち上がり一緒に踊ってくださったり… 私のことを「ハグ先生」と覚えてくださっている方がいたり… 今回も、皆さんそれぞれと距離がグンと近づきとても嬉しかったのに、 なぜか前回より「手応え」がなかった。 その後数日、ぼんやりとその要因を感じ考えて、 ふと思った。   リズムだ。   ただ、そんな日もあ

          自我だと、気づく。

          2回目のワークショップ

          あっという間に、1か月。二度目のワークショップ。 緊張の中、立ち向かいましたが…結果とにかく楽しかった‼︎ 前回よりお一人おひとりとの距離が縮まっているのが、眼に見えるようにわかりました。 いつもお部屋の隅でブロックしている男性。後半は一番前にきて笑ってくださいました。 見ているだけだった女性は、一緒に指を動かしてくださいました。 前回表情からは気持ちが汲み取れなかった方も、手を合わせてくださいました。 …そのひとつひとつが嬉しくて。 「共振」を感じられていたと思います。

          2回目のワークショップ