1人で生きて気付いたこと、コンクリートの海にて(1)
最近、目を向けたことがたくさんある
私は友達がたくさんいるということ
私は自分に重しを載せる癖があるということ
私は神経が細いところがあるということ
今まで気づいていたくせに、目を向けていなかった事実たちについて
友達からの愛こそ、無償の愛なんじゃないか私は「友達」というふわっとした縛りのない曖昧な存在が苦手だった(今も苦手意識はある)
「恋人」と違って、互いが唯一無二になることはなく、好きだという宣言もなく、ゆるゆると続く関係
そんな波の上のような、足元の覚束ない不安定