教科書を読みたい、と生徒が思えるまで
中学一年生の英語の教科書の中に、AsamiさんとJoshくんというキャラクターが出てきます。Joshくんはどちらかというと、積極的にAsamiさんに声がけするシーンが多くあります。
とあるレッスンで、Joshくんは”Thanks!”と応えているのに、Asamiさんは”Thank you”と応えている箇所が出てきました。
ここで生徒たちにこの2つの表現の違いを話したところ、生徒たち一様に
「ジョシュかわいそー(笑)」
「ジョシュ、望み薄だね(笑)」
などなど、言いたい放題。
そのうちある生徒が「この2人の関係は今後どうなっていくんだろう?」といい、教科書のページをめくり始め、黙々と読み始めました。
そしてそれに続く生徒たち(笑)
主体的に読むっていうのはこういうことなのかと、奇跡のような一幕を授業で目の当たりにしました。
こんな仕掛けが授業の度にできたステキなのですが。