今日の探究日記708【どうせ無理、を】

教員として学べば学ぶほど同僚との意識の差を感じるようになり、はや数年。何とか現状を変えたいと思いつつも、「どうせ無理」と自分に言い訳をする日々が続いておりました。

「どうせ無理」を「だったらこうしよう」に変えよう、とは植松さんの名言。自分に喝を入れるために「たったらこうしてみた」実践を二つ、報告します。

ひとつ目

生徒たちのこの一年の課題の提出状況と模試の偏差値を一覧にし、教科会に提出。

「課題の提出状況と模試の偏差値には相関は見られませんでした。データを元に課題の目的は達成されたのかどうか、各学年で検証してみませんか。そして来年度も課題を出すなら、出す価値のある課題について考えてみませんか。」

会議の終了後、若手の先生から「自分も同じ事を思っていたので激しく同意します」とのお言葉をいただきました。

ふたつ目

生徒指導や生徒相談に対する反省やご意見があればどうぞ、という機会があったので、思うところをまとめて生徒部に提出。

「書いていただいた事を実現できるかどうかはわかりませんが」と言われましたが、受け取っていただいただけでもありがたい。

「どうせ無理」とアクションを起こさなければ得られるリターンはゼロですが、少しでも起こせば、リターンがあるかもしれない。そのリターンが自分にではなく生徒に行ったら、もう最高です。

「どうせ無理」って思う自分に「だったらこうしてみたら」と、言い続けようと思います。

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