父娘 鳥取の旅②
先週末に父と行った鳥取旅行。
2日目は、さらにのんびり過ごしました。
鳥取城跡
鳥取駅から歩いて30分くらいのところ、
手入れが行き届いた落ち着いた自然の中に、
戦国時代の城跡が構えています。
有名なのが、この球体の石垣です。
石垣が崩れないように設計された、
亀の甲らのような丸みを帯びた石垣は、
鳥取でしか見られない珍しいものでした。
山登りコースも整備されており、
父が興味津々だったので、
山頂の景色を楽しみに
登ってみることにしましたが…
予想以上に険しい道のりで、
3合目に到達した時点でギブアップし、
そそくさと下山しました笑
自然は甘く見てはいけないですね。
鳥取県立博物館
地上に降り立ったあとは、
すぐそばの博物館に行きました。
1日目にお世話になった酵素浴の店長さんが、
「鳥取県立博物館で、
フィンランドのデザイン特別展をやっているよ」
と教えてくださってから、
北欧のデザインが好きな私は、ワクワク。
スナフキンが大好きな父も、またまた興味津々。
ぴったりな特別展を堪能してきました。
パターンの歴史を学んだり、
北欧デザインのイスに座ってみたり、
とても勉強になりました。
お土産コーナーも充実していました。
石でできたツボ押しちゃん。
ポップなお地蔵さんみたいで
可愛いです。
父が買ったスナフキンのペーパークラフト。
背景に良い感じの夕焼けを添えて、
写真を送ってくれました。
仁風閣での弦楽コンサート
なんと、この日は、
鳥取城跡併設の歴史的建造物である
「仁風閣」で、お昼に弦楽の演奏のイベントを
開催していました。
なんと素晴らしい巡り合わせ!
演奏してくださったのは、
鳥取県東部唯一の市民オーケストラ
「鳥取市交響楽団」の方々です。
曲目は、
「花は咲く」
「世界に一つだけの花」などのJPOPから、
モーツァルトの「不協和音」という
難しそうなものまで、盛りだくさんでした。
アマチュアの方々の演奏は、
「努力の結晶」を聴かせていただくので、
胸を打たれる場面がたくさんありました。
中でも印象的だったのが、
セカンドヴァイオリンの方が、
1音1音、基礎に忠実に緻密に音程を取り、
アンサンブル全体を調和させていたことです。
本業と子育ての合間に、
「基礎練の鬼」となり
練習を重ねられていることが
ひしひしと伝わってきました。
自分にできること、得意なことで
仲間に貢献し、感動を生む。
その姿勢に、
プロもアマチュアもないのだと
改めて痛感し、背筋が伸びる思いでした。
演奏を聴き終わったあとは、
鳥取駅近くの温泉に浸かり、
早めに空港へ向かいました。
空港には、「すなば珈琲」という
洒落っけたっぷりなカフェがあり、
ラクダのゆるい雰囲気に癒されながら
ゆったりと過ごしました。
こんな感じで、鳥取旅行は終了です。
鳥取は、癒しとユーモアに溢れていて、
都会で固まってしまった心を
優しくほぐしてくれるような土地でした。
たくさんの出会いと気づきがあった、
良き旅行でした^^