ワイン検定 シルバークラス③ フランスP12〜13

今日は フランスにおけるワインの歴史からです

フランスにおける ワインの歴史
ワインは芸術的一面を持つお酒なので、
ここを押さえると、よりワインが面白くなってくるはずです
 ※あんまり語りすぎると、嫌われる場合があります😅 💦

テキストは必ず読みましょう

こんな事が書かれています

フランスでのぶどう栽培は、
地図⓺のマルセイユからはじまりました。

航海の途中にでも
マルセイユ港に辿り着いたのでしょうか。
ギリシャの民族 フォカイア人達が
マルセイユの土地でぶどう栽培をはじめます。

その後、ぶどう栽培はフランス国土を北上していき
①のシャンパーニュまで広がっていくわけなのですが、
⑥のマルセイユでのぶどう栽培が紀元前6世紀
①のシャンパーニュの土地で
ぶどう栽培が行われるようになるのが 4世紀

とんでもなく長い時間が かかりました・・

ぶどう畑の拡大は、
宗教とも深く関係しています
キリストが 最後の晩餐の際に ワインはわが血なり
と言ったことから、ワインは教会のミサに欠かせないものとなり、
修道僧はぶどう畑の開拓をすすめていきます。

さらに、貴族達の間では
(今でいう パーティ ピープル達 笑)
⑨のボルドー
③のブルゴーニュのワインが名酒と話題になり、
貴族のお酒として広まっていきます  
この頃から、いいワインの産地として知られていたんですね〜

一般市民にワインが飲まれるようになるのは、
フランス革命で、貴族の財産やぶどう畑が没収され、畑が中産階級の人々に渡ってから。
大勢の人がワインを飲むようになり、ぶどう畑の拡大はさらにすすんでいきます

19世紀後半は
ぶどうの病害に悩まされる試練の時代でした。
中でも、フィロキセラ(ブロンズクラス教本参照)
は、ぶどうの世界のパンデミック状態⚡️
その後、諦めない努力で困難を乗り越え、

1935年のAOCの制定。(以前のnoteで説明済み)
これにより 銘醸ワイン産地 フランスが誕生。

現在、ほとんどの国が目指す、
自然や環境に配慮した栽培法が広まっています 

気候風土
フランスは10のぶどう産地があり、
言い換えれば10のテロワールがあるといえます。
気候もそれぞれですが、
イメージで覚えられると思います

大西洋側の地図 8.9.10の河口付近は
海が近く、海洋性気候の産地

地中海近くの6.7は地中海性気候の産地

内陸の1.3は、大陸性気候の産地

いかがですか なんだかいけそうな気がしませんか😊

ワイン法と品質分類

ヨーロッパは、何かと階級好きだなーという
イメージがあります

ワインも階級制となっています

1番上 AOCワイン 様々な規定をクリアしたワイン
2番目 IGPワイン AOCより規定はゆるやか
3番目 vin de france   地理的表示がない
           いわゆるカジュアルワイン

現在のEU共通のワイン法 
AOPはフランスのAOCが基になっています
※AOC表記は今も認められています


余談
写真は、パリのオペラ座です
貴族達が、音楽やワインを楽しむ姿
なんだか、想像できます

次回は、貴族達の間で話題となった
泡のあるお酒  シャンパーニュ です 👍










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