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【blog #5】原点の地、台湾「新竹」
みなさんは、こちらの写真がどこかご存じだろうか。
私が今の仕事を始めた場所、「台湾」。
初めて台湾を訪れたのは28歳。制作会社に入社し、デザインやマークアップを担当していた頃、大学時代の親友が「なー、台湾行かない?」と言われ、有休を取って行ったのがきっかけだった。
台北にある松山空港を出た瞬間、「懐かしい」「昔来たことあるような気がする」「いつか台湾に住む気がする」と、魂レベルで何かを感じたあの瞬間を今でも鮮明に覚えている。
それ以来、10回以上台湾を訪れた。台北、台中、台南。主に旅行ではあったが、台湾人の方とお付き合いをさせていただいたときは、お互い長期的に滞在したこともあった。ほろ苦く、でも甘く幸せな日々を思い出す。
前職で働きながら学校に通い、資格を取得したあと退職。
この仕事をするなら、絶対にこの場所から始めたいと思っていた場所、それが、思い出深い場所である「台湾」だった。
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約9年前に初めて海外の地で働いた場所は、台北から1時間ほど離れた町、「新竹」。現在「台湾のシリコンバレー」と呼ばれている。駅前は特に栄えておらず、田舎を彷彿させる。
海外で働くこと、初めての地、初めての職種。初めて尽くしではあったが、職場のみんなが優しく、授業準備で徹夜することもあったが、週6勤務で精力的に働いた。語学学校をベースに、幼稚園や女子高で教えることも経験。右も左もわからない中、非常にいい経験ができた。自分の選択は間違っていなかった。
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この仕事を始めてもうすぐ丸8年。今の職場は非常に働きやすく、個を尊重してくれる。学生の質も高く、講師陣も優秀で、思いやりのある職場環境に感謝もしている。初級から上級まで経験させていただき、他校で働く気は全くない。これまでの営業経験やクリエイティブの観点、また会社役員の経験も活かしながら、今後も充実した日々を送っていきたいと思っている。
最後に。昨日あるクラスの同窓会に顔を出した。8名集まり、営業、エンジニア、看護師として働いているもの、港区のラグジュアリーホテルに内定が決まったもの、また会計士として、薬剤師として働く予定の彼らを見て、日本で活躍できている彼らの一助となっていたのかと思うと、素直に感慨深い。「人のために役に立ちたい」私が仕事をする上で最も大切にしていること。今後も、1人でも多くの学生のみんなに役に立てる教師となるよう、初心を忘れず、原点での体験を思い出しながら、経験を積んでいけたらと思っている。