【blog #3】声の大切さと、家庭菜園
私は今、声を商売道具にしている。
小さい頃からピアノと合わせてソルフェージュで歌の練習をしたり、高校からある事務所でヴォイストレーニングを受け、バックコーラスの経験もある。声には自信があった。これまでも歌で声を潰したり、風邪を引いて声帯を痛めても、1,2日ですぐに治っていた。
でも、このGW中にひどい風邪を引いた。コロナでもインフルでもなかった。薬である程度良くなり、職場に復帰できたが、授業をした途端、声が全く出なくなった。どの音程の音も、微かな声すら出ない。すぐ治ると思ったが、丸3日過ぎても一向に良くならない。不安になり、別の病院(耳鼻咽喉科)で診てもらった。診断名は「急性声帯炎」と「急性気管支炎」。ドクターストップがかかり、「禁声」と言われた。人生初だ。
体調管理の甘さ、声が出ない辛さ、そして、学生たちや職場の教師たちへの申し訳なさでいっぱいだった。声を商売道具にしている私にとって、今回の出来事は反省と教訓になった。歳を取ると共に、色々な変化が現れる。自分の年齢を噛み締めながら、またコロナの後遺症とも上手に付き合いながら、健康な毎日を過ごしていこう、そう思った。
気分転換に今年も家庭菜園を始めることにした。ミニトマト、きゅうり、ゴーヤ、空芯菜、ほうれん草など。じゃがいもも今年は育ててみようと思っている。将来は畑でもっと色々な野菜を育てながら、のんびり余生を過ごすことが、今の私の夢。
もうすぐ梅雨入り。雨は嫌いだが、恵みの雨でもある。1ヶ月の我慢。その後、私の大好きな夏を迎える。楽しみで仕方がない。夏の真っ青な空を眺めることを楽しみに、今日も今週の授業準備をしている。