長いものにはまかれたほうがいい?
たとえば、ぼくが道を歩いていたとする。
前からぼくより大きい人がこっちに向かって歩いてくる。
すれ違いざまに、その人がいきなり「カネをだせ」と、ぼくを脅してきた。
どうしよう。
そのとき、いくつかの選択肢が頭に浮かぶ。
1、きびすを返してダッシュして逃げる。
2、「いやです」と言って相手の出方を待つ。
3、「なんで?」と質問し、相手の出方を待つ。
4、「勘弁してください」と言い、相手の出方を待つ。
5、「命だけは助けてください」と言い、財布を差し出す。
たぶん、1番を選ぶ。
周りに仲間がいるかも知れない、ナイフや銃を持っているかも知れない。
と思うけど、1番を選ぶ。
どういう状況で脅されるかわからないが、道を歩く際にm、事前にその道の治安面を把握しておくことがリスク回避のためには重要だ。
○○のスラム街はどんな感じかななど、ネット等で簡単に調べられるし、詳しい人に聞いておくことも有効だ。むしろ、あえてその道自体通らないという手もあるのだ。その道を通る必要性があるかどうかも考えておきたい。
この場合、もし数日前からターゲットにされていたとしたら、1番は選べない。もう、5番の命乞いしかない。
「最悪」を避けるリスク管理を、日頃からしておきたいものである。