ああ、安心したぁ〜!✨
こんにちは☺️児童養護施設、少年院出身の青年の自立サポートをしている団体 NPO法人スマイルリングでの日常をnoteしています。
様々な事情を抱えた青年たちとの日常は、やっぱり、心配なことや、気がかりな事が日々起こるもので。
昨日、関東に居る代表の堀ちゃんから、久しぶりに、なんだかとっても明るい声で電話が来た。
小さな頃から知っている、児童養護施設出身の女の子が、仕事を辞めてしまい、路頭に迷う寸前だったところを、彼女を助けてくれる優しい手につなぐことができたのだそうだ。
一人ぼっちで、不安でいっぱいだった彼女にかけてくれた、その優しい言葉を持つ大人たちの姿に感激し、本当に嬉しそうな、ホッとしたその子の様子を見て、堀ちゃんも相当嬉しかったのだ。
『ああ〜‼️ホントに安心したぁ〜‼️✨』
ここ最近、その子のことでいろいろと気をもんでいた堀ちゃんの声を聞いて、私も嬉しかった。
いいことも悪いことも起こる。心配には事欠かない。それがこの活動をしているということだ。
大変だねぇとよく言われる。
よくそんな活動できるねぇとも言われる。
ただ、私や堀ちゃんからすれば、特に何にも大変ではなくて、逆になんで大変だねぇって言われるのか、よくわからない。
彼ら若者の心配をするのは全く辛いことではないし、むしろ彼らとの関わりは、私たちにとっては喜び以外の何物でもなく、嬉しい、楽しいことですらある。
そんな私達が本当に大変だと思っている事は何かといえば、
まだまだ、児童養護施設や、少年院を出た後の、若者のサポートが必要だということを、全く社会の中では認知されていないという現実だ。
この国で、最も助けを必要としている子供や青年たちが、社会の網の目から溢れ落ちて、置き去りにされていると言う現実なのだ。
ある日突然、着の身着のままの無一文の青年が、ポッと目の前に現れる。
どこにも行くあてがなく、帰る場所がない。そんな青年がこの国にも本当にいるのだ。
どうしたら、このことを社会に分かってもらえるのか。どうしたら、この現実を、本当に社会の問題として、たくさんの人たちに捉えてもらえるのか。私の本当の悩み、これから挑んでいかねばならない問題はそこにある。
ともあれ、昨日は、そんな孤独な少女が、なんとか良き人達に助けられ、生活をしていける目処が立ったのだ。
『ああ〜良かった〜ホントに良かった〜安心した〜‼️』
そう繰り返す堀ちゃんの声を聞いて、私も心から 『良かったね〜本当に良かったね〜』と何度も頷いた。
1人でも多くの、たった1人で不安や孤独と戦っているこんな若者たちを、社会の中で、安心して生きていけるように。
そんな想いを持った人たちと、どんどんつながっていきたい。
沢山沢山の優しさや暖かさを集めていきたい。
ああ嬉しい日だった😆🙌✨
NPO法人スマイルリング
理事 ののむら ちあき☺️