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❼胆のう摘出手術&急性膵炎 その後に分かった新事実

胆のう摘出手術と急性膵炎から1か月ちょっと経ちました。

これまでのお話はこちらのマガジンにて。


さて、最初に摘出手術した病院に、経過観察としての診察へ行ってきました。

ここで分かったこと。

胆石の痛みで摘出手術をしたのだけど、そもそも「胆のう炎」になっていたみたい。
4月に初めての激痛で、夜に救急外来で病院に行ったとき、CTスキャンを撮ったのだけど、その時に胆石症としての腫れ方をすでにしていた、つまり胆のう炎になっていたんです。

じゃあなぜその時に分からなかったのか、というと、理由は胆石のタイプと、その時の担当の先生の2つ。

まず、私の胆石のタイプだと、CT画像には写らないから、だそう。
私の胆石のタイプというのは、コレストロール系の胆石

(コレストロールを多く摂っていたからコレストロール系の胆石ができた?いや、そういうわけではないみたい。体質だそうで。。。)

そのコレストロール系の胆石は、MRIだとつぶつぶが見えて、胆石がいっぱいある!と分かるのです。

もし、私が4月の時(今から3カ月前)に、日中に改めて普通の診察に行って詳しく調べていたら、もっと早く処置ができたはず(その後1.5か月もの間に何回も激痛に苦しむことに・・)。

そして、理由2つ目の救急外来の担当
その時の担当医はそれほど専門ではなかったようで、画像見ただけでは分からなかったみたい。
その外科の先生だったら、CTの画像を見ただけで、これは危ない・・と分かったとか。
石は見えないけど、この胆のうの腫れ具合からして、胆のう炎を疑っていたと。



そして!
4月に初めて胆石の痛みが出て、数回の発症を経て、その1か月後にはけっこう大きな痛みに襲われるのだけど、その時点で、すでに膵炎になっていたと思われるとのこと。

なんとか石は落ち切ったみたいだけど、血液の数値がそう物語っているとか。

そうだったとは!!


それから、病院のかかり方について勉強になったこと。

まず、背景はこの通り。

胆石で地元の病院で診察
→ 胆のう摘出手術
→ 急性膵炎で別病院へ搬送
→ 内視鏡で応急処置の管を入れる
→ 経過観察で"双方"の病院で診察 ←いまここ
→ 今月転送先の病院で管を取り出す内視鏡の処置をする予定

これは、私2つの病院にかかっている状態??
今は膵炎の治療中だし、転院先の病院ひとつでよくない?
と思いますよね?

で、元々かかっていた病院に、チラッと「2つ同時進行みたいな状態なんですけど・・」と言ってみたんです。

そしたら、外科の先生、語気を強くして、

これは、胆のう炎から胆石摘出、膵炎という一連の病気で、それを担っているのはこの病院、膵炎の部分だけになっているそちらの病院がメインではなく、消化器内科よりも長けている私の方がやるべき!!!

みたいな、内容のお言葉がありました😅
もちろん、そんな言い方ではないですよ。
でも印象としてはそんな感じ。

外科の先生って、ちょっとアグレッシブなイメージだけど、まさにそんな感じで、プライド溢れてて、まぁそれはいいことなのかなと思いつつ、はい、と了承。

いや、威圧されたというわけじゃなくて、説明受けて納得。

先生曰く、胆のうがない今、胆汁は肝臓から常に出ている状態。
(通常は、胆のうが肝臓から出た胆汁を貯めておいて消化時に胆汁を出す役割)
必要な時に胆のうが必要な量を出していた時と違って、胆管を通る胆汁の量は多くなっている。

なので、胆汁の動き?の様子を見ないといけない。

つまり、「今治療しているのは膵炎のみ」ではない、ということ。
胆のう症の方もまだ終わっていないということですね。

それに、再来週には胆管に入れているプラスチックの管を取るわけで(転院先の病院で)、その後の様子も見ないといけない。


なので、転院先の病院はその経過観察としてまた診察予約が入るのでしょうね・・・。

しばらくは、両方の病院に通うことになるのでしょう・・・。

あぁ、やっぱり病院にかかるってスキルが必要ですねぇ。

次回は、かかりつけ薬剤師さんとの会話です。

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