借りパクさんへの心境
2023年、年末。
私が以前貸した本が「とても良かった!」、と。
「お正月休みにもう一度読みたいから、また貸してほしい!」、と。
そう言われた私は、彼女に快く本を貸し出した。
当時親友から「この本すごくいいよ!」と勧めてもらい、普段はなるべくBOOKOFF等を駆使して古本でもいいから安く手に入れているような私が、滅多に普通に本屋さんで本を買うことの無いこの私が買ったばかりの新刊
【今日、誰のために生きる?】
ひすいこたろう×SHOGEN
とても感銘を受けたので、こちらは貸してと言われたわけではないがこちらも一緒に、合計2冊の本を私は彼女に貸した。
それが2023年、年末の事である。
ちなみに彼女は、私の雇用主だ。
私は彼女から仕事を請け負い、賃金を頂いている立場なのである。
現在、2025年1月もまもなく終わろうとしている。
私は彼女と最低月に3回程は顔を合わせている。
しかし、いまだ2023年の年末に彼女に貸したあの2冊の本は、私の元に返って来ていない…。
2024年1月くらいに一度は
「悪いけどもう少し貸しておいて。」と言われたような気もするが、あれから既に1年という月日が経過している。
顔を合わせる度に内心
(2回目貸した本はもう新しく同じのをもう1冊買っちゃったからあげるんでいいよ!
でも、でも…。友達から勧めて貰って新刊で買った方の本だけは、お願いだから早く返しておくれ〜〜〜涙)
と思いながら、今年は既に2回顔を合わせた。
もしかしたら、
もう一生返って来ないのかもしんない!!!
ちなみに彼女は、2年以上前に付き合っていた元彼に古本でも何万円かする本を貸しているそうで、別れた直後は「本だけは早く返して欲しい!」と数回に渡りぼやいていた。
もしかすると、
それもまだ返してもらってないのかもしれない…。
↑こんな話を私にする彼女が、1年以上も私から借りた本を返していないのだ!!!!!
人間とは、実に不可解な生き物である。