万霊灯籠供養会
お盆も今日で終わり。
昨夜は浅草寺で行われる、万霊燈籠供養会(ばんれいとうろうくようえ)に参列しました。
「終戦記念日」に営まれ戦災者供養のため、そして現在は幅広くお盆の先祖供養のための行事です。
写真のような灯籠の棚が堂内にずらりと並べられ、慰霊の法要が執り行われます。
わが家のご先祖たちの灯籠も立ててもらいました。
法要の音に身を委ねていると、世界人類のためのみならず、肉体を離れた御霊たちを慰霊し祈ることの意味が直感的にわかります。
日々回向や祈祷などを行なっている人たちのお陰も感じられます。
宗教や宗派に依らず霊的なことは目に見えないだけに無視されがちですが、現代においては目に見えないもので動作しているものは山ほどあるわけなので、その存在や影響を無視し続けるのもおかしな話かもしれません。
惑わされたり拐かされたりするのは論外として、「在るものは在る」とそのエッセンスは理解の範疇に入れておきたいものです。
法要が済んだらそのまま、かがり火で結界が張られた境内の一部に灯籠たちが運ばれ、真言とともにお焚き上げが始まります。
この夏は物質的身体を繋いでくれたご先祖に意識が向きました。
なぜかはわかりません。
どんな意味があるのかまだわかりませんが何かのプロセスにあるのでしょう。
気をつけていようと思います。
世界人類が平和でありますように。
すべての御霊が安らかに過ごされますように。