「大信州」にハマったお正月
お酒が好きです。
あまり種類は問いません。
でもあえて言うなら、
ワインと日本酒が好きです。
時々奥さんに、
「一生、ワインか日本酒かどっちかしか飲めないとしたらどっち選ぶ?」
と意地の悪い質問をされて、
頭を抱えて悩んでしまうくらいの
好き加減です。
さて、少し前、
昨年の暮れの話です。
日本酒が飲みたくなって、
普段それほど寄らない酒屋さんでしたが、
ふらっと入りました。
そこで出会ったのが、「大信州」。
ご主人に勧められたのがこれでした。
大信州 槽場詰め 純米大吟醸 生
これが、美味しかった。。
飲み口は、甘くてふくよか。
でも飲んだ後は、スッキリ後をひかない。
そして食事にも合う。
火入れしない生酒特有の
酵母が生きてる感じもあり、
フレッシュな美味しさ。
基本的に辛口派で、
甘いのは苦手だったんですが、
これは違いました。
まぁ、とにかく美味しかったので、
大晦日にまたその酒屋に足を運び、
ご主人に相談したら、
これが出てきました。
「大信州 槽場詰め 純米大吟醸 生」
最初のと名前は同じですが、
これは酒屋のご主人自ら、大信州の酒蔵に出向いて、
「仕込みのタンク何号と何号をこういう配合でブレンドして」
と言ってつくられた、ノンラベルのオリジナル。
風味が違って美味しかった。
お正月は、普段下宿している大学生の息子も帰省していました。
夫婦と息子二人の家族四人。
馬鹿飲みはしない人たちですが、
みんなそれなりにお酒が好き。
一升瓶を用意しても、なくなるんですよね。
お正月だから笑
ということで、正月二日にまたその酒屋へ。
今度出てきたのは、これ。
「大信州 掟破り 生」
飲み較べを勧められました。
一般的に生酒は、
「できるだけ早く飲むのがよい」とされますが、
この掟破りは、生酒にも関わらず、
半年以上、十分に管理された状態で保存して、
わざと寝かせるそうです。
だから掟破り。
前の美味さに加えて、
寝かせた分、
まろやかさとふくよかさが増してます。
至福。。
何も言うことありません。
だからやっぱりなくなるんです。
だから、数日しないうちにまた足を運ぶんです。
で、こちら。
「大信州 仕込七号 純米大吟醸 生原酒」
これは、あるひとつの仕込タンク(仕込七号)でできたお酒。
タンク番号を付するのはおそらく自信の証でしょう。
熟成させた掟破りのすぐ後だからでしょうか、
フレッシュ感が一層感じられ、
華やかなフルーツの香りもありました。
ここまでの三本。
少しずつ残しておいたので、飲み較べも楽しみました。
どれも個性があって、甲乙つけられない。
今回はご主人のお勧めに従って、大正解でした。
商品を愛する人のお店は間違いないですね。
できるかぎりそういうお店で買い物したいものです。
生き金を使いたいからです。
とにもかくにも、こんな具合で、
「大信州」とともに始まった
わが家の2022年なのでした。
(お終い)
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