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「大信州」にハマったお正月
お酒が好きです。
あまり種類は問いません。
でもあえて言うなら、
ワインと日本酒が好きです。
時々奥さんに、
「一生、ワインか日本酒かどっちかしか飲めないとしたらどっち選ぶ?」
と意地の悪い質問をされて、
頭を抱えて悩んでしまうくらいの
好き加減です。
さて、少し前、
昨年の暮れの話です。
日本酒が飲みたくなって、
普段それほど寄らない酒屋さんでしたが、
ふらっと入りました。
そこで出会ったのが、「大信州」。
ご主人に勧められたのがこれでした。
大信州 槽場詰め 純米大吟醸 生
これが、美味しかった。。
飲み口は、甘くてふくよか。
でも飲んだ後は、スッキリ後をひかない。
そして食事にも合う。
火入れしない生酒特有の
酵母が生きてる感じもあり、
フレッシュな美味しさ。
基本的に辛口派で、
甘いのは苦手だったんですが、
これは違いました。
まぁ、とにかく美味しかったので、
大晦日にまたその酒屋に足を運び、
ご主人に相談したら、
これが出てきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1643194984116-YvmVJ4pNOH.jpg?width=1200)
「大信州 槽場詰め 純米大吟醸 生」
最初のと名前は同じですが、
これは酒屋のご主人自ら、大信州の酒蔵に出向いて、
「仕込みのタンク何号と何号をこういう配合でブレンドして」
と言ってつくられた、ノンラベルのオリジナル。
風味が違って美味しかった。
お正月は、普段下宿している大学生の息子も帰省していました。
夫婦と息子二人の家族四人。
馬鹿飲みはしない人たちですが、
みんなそれなりにお酒が好き。
一升瓶を用意しても、なくなるんですよね。
お正月だから笑
ということで、正月二日にまたその酒屋へ。
今度出てきたのは、これ。
「大信州 掟破り 生」
飲み較べを勧められました。
![](https://assets.st-note.com/img/1643194951015-e68vmc0pel.jpg?width=1200)
一般的に生酒は、
「できるだけ早く飲むのがよい」とされますが、
この掟破りは、生酒にも関わらず、
半年以上、十分に管理された状態で保存して、
わざと寝かせるそうです。
だから掟破り。
前の美味さに加えて、
寝かせた分、
まろやかさとふくよかさが増してます。
至福。。
何も言うことありません。
だからやっぱりなくなるんです。
だから、数日しないうちにまた足を運ぶんです。
で、こちら。
「大信州 仕込七号 純米大吟醸 生原酒」
![](https://assets.st-note.com/img/1643201128448-n99B4BOLF1.jpg?width=1200)
これは、あるひとつの仕込タンク(仕込七号)でできたお酒。
タンク番号を付するのはおそらく自信の証でしょう。
熟成させた掟破りのすぐ後だからでしょうか、
フレッシュ感が一層感じられ、
華やかなフルーツの香りもありました。
ここまでの三本。
少しずつ残しておいたので、飲み較べも楽しみました。
どれも個性があって、甲乙つけられない。
今回はご主人のお勧めに従って、大正解でした。
商品を愛する人のお店は間違いないですね。
できるかぎりそういうお店で買い物したいものです。
生き金を使いたいからです。
とにもかくにも、こんな具合で、
「大信州」とともに始まった
わが家の2022年なのでした。
(お終い)