ロングバケーションの終わりの予感
今日から6月。
早いものですね。
2022年折返しの最後の月。
今月を有意義に過ごし、いい状態で前半を締めくくりたいものです。
一方、街はコロナ禍の眠りから目覚め始めた様子です。
GWくらいから、街や観光地で人の動きが戻ってきている感触がありました。
先月半ばには、厚労省からマスク着用方針が出ました。
会話をしないのなら街中を歩くのにマスク着用の必要はない、というものでした。
また、今日から海外渡航者の入国制限が緩められました。
ビジネスだけでなく観光目的の渡航も受け入れたり、国によって入国時の待機期間がなくなったり、と、まだ人数制限はあるにせよ、コロナ前の日常へと戻る方向へと、舵は切られたようです。
今日散歩中、ふと
2年半という長いお休みが終わる…という思いが湧きました。
この期間、不安や緊張の中にいた時間も多かったでしょう。
活動が制限されて不便を感じたこともありました。
しかし、外へ外へと向いていた意識が、半ば強制的に内に向かわされました。
それによって内面と向き合い、自分にとって何が本当に大切なのかを考えたり、健康や気持ちを整えること、身近な人との関わりの重要性に気づいたり、と自分自身を整える期間になった側面もありました。
さて、これから本格的に社会活動が活発に戻っていくでしょう。
それでも、コロナ前の日常とは異なる風景になるのでしょう。
いったん培われた「新たな生活様式」は、もう元に戻ることはないでしょう。
ここから一人ひとりが、この期間に得た気づきや、整った状態を活かして、
より人間らしい、より自然で自分らしい生き方をして、
それがより人間らしく無理のない社会につながっていくかもしれません。
世の中がガラリと変わる可能性を秘めている現在(いま)なのかもしれません。
禍転じて福となったね、と笑い合える日が来るかもしれません。
それは一人ひとりの力にかかっているのでしょう。
跳ぶ前にはしゃがむ必要がありました。
いったんこの2年半に蓄えたものを整理して、これからの跳躍に備えたいですね。
そして本格的に動き出すこれから、活かしていきましょう、ご同輩。