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いい仕事して、あったかい家庭を築きたいだけなんだけど・・・。

いい仕事して、あったかい家庭を築きたいだけなのに…。

かつて常に抱えていた、大きな違和感。

別に大金持ちになりたいわけではない。
偉くなって権威を振りかざしたいわけでもない。

自分らしく真っ当に努力して成果をあげる。
仕事を通じて世の中に役立つ価値を提供する。
パートナーや子供と精神的に豊かな時間を過ごす。

そんな素朴な思いを実現したいだけなのに、なんでこんなに難しいんだろう??

そんなことをよく考えていました。

「今は力をつける時期。徹夜は当たり前。」と馬車馬のように働いてみたり、
本当に社会の役に立ってるのかわからないまま、でもこれがビジネスというものなんだろう、と自分を奮い立たせて目の前の成果を追っかけたり、
「今だけだから。いつか報われるから。」と家族にしわ寄せがいくのも目をつぶって我慢を強いたり。。

今振り返れば、精神的にも肉体的にもずいぶんと無理していました。

真っ当なことをまっとうに行う。
このシンプルな作業が難しいことだとわかっていなかったんだと思います。

ただただがむしゃらに。「シンプルだからといって簡単ってわけではない」ということは大人になって学んだことかもしれません。


すくすくのびのび、まっすぐに、健全な環境で不自然な仕組みにも与(くみ)せず生きてこられた。そういうラッキーな人ならシンプルなことは簡単なのかもしれません。実際そういう人はいます。

しかし現代人の多くはそういう訳にはいかないでしょう。
学校や会社、家族だって、どんな組織やコミュニティでも大抵ひずみを抱えています。

そして、多くの人がそこで暮らすうちに自分らしさを失い不自然さを抱えるのでしょう。それが今多くの人が抱える生きづらさにつながっているのでしょう。


だから、

現代人はどこかで自分を育て直さなきゃいけないんだと思います。

抱えてしまった不自然さや歪みを捨てる。手放す。
いま流行りの言い方をすれば「アンラーニング」でしょうか。

本来、人は自然の一部であり、自然な存在はシンプルに自然体でいれば生き生きと生きられるはずです。


僕は30歳頃から徐々に、40歳頃から本格的に自分を育て直しました。

今思えばひずみまくっていたな、と思います。
幼少期から無理を重ねすぎてたんでしょうね。

でももうこの歪みを抱えたまま生きるのはウンザリだ、と自分育てを始めました。

感情的なわだかまりやトラウマ的なもの、歪んだ常識や教育、染み付いた固定観念など、お金や人間関係にまつわる諸々、生きていくための諸々、まぁ出るわ出るわという感じでした。

半ば呆れながら、でもそうやって浮上してきた歪みをなんとか手放していくことで、着々と楽になってきたのです。


余計な歪みを手放せば、自然の一部としての本来の自分が着々と顕れます。
自分らしく自由を感じて生きられるようになります。

これは誰でもそういうものなのです。
自身の経験、そして関わった多くの人の変化を目の当たりにした実感です。

あなたも自分を生き直しませんか?



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