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虫好き男子母の備忘録

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これは息子2人とカブトムシやら沢山の生き物を飼った時の思い出の備忘録です。いつか読み返せるように。そして、これから虫好き男子母になるかもしれないお母さん(お父さん)にもお役に立て…
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#教育

虫好き男子母の備忘録⑦〜覚醒〜

秋はお別れのとき生き物を飼えば必ず向き合わなければならないのが、死んでしまうという事です。 日本のカブトムシの一生は短く、卵で生まれてから死ぬまで、丸一年です。どんなに一生懸命お世話をしても秋には死んでしまいます。 8月の終わり頃から少しずつ秋の気配を感じる頃になると、朝ケースを覗くと一匹、また一匹と動かなくなっていきます。これは結構私も悲しくて、長男にとっては私よりも何か感じるものがあるようでした。 《死ぬ》とはそもそもですが、《死ぬ》ってなんなのでしょう。 動かなく

虫好き男子母の備忘録⑥〜命とは〜

《命について》子どもと考える当たり前と言えば当たり前だけれど、昆虫を飼うと、《生と死》《命》を目の当たりにすることになります。 しかも、カブトムシの命は1年。産まれてから死ぬまでがたったの1年で、卵から幼虫、蛹(さなぎ)、羽化、交尾、産卵、死の繰り返しです。 カブトムシの一生夏の始めに産まれたオスとメスが出会い、交尾をします。メスは交尾が終わると土の中に潜ってほとんど餌も食べず卵を産み続けます。そして夏の終わりには、オスもメスも死んでしまいます。(餌をたくさん食べるメスもい

虫好き男子母の備忘録④〜恩恵〜

卵の発見、幼虫を育てるネットで飼った3ペアのカブトムシの成虫が、夏の終わりに一匹また一匹と動かなくなり、とうとう一匹もいなくなったのが8月の終わり頃。さぁ、ケースを片付けようとケースの外から土をよく見ると、白い小さな玉があることに気がつきました。 まだ初心者だったのでそれが卵ともわからずに、息子と新聞紙を広げて土をひっくり返してみました。まん丸の白いBB弾くらいのが卵らしく、10個以上あったと思います。夫が調べてくれて、卵だと分かって家族で大喜びしました。 カブトムシを飼い

虫好き男子母の備忘録③〜勉強編〜

『カブトムシを飼いたい!』と言い出した!長男が4歳の頃、突然カブトムシを飼いたいとせがまれたました。きっかけはもう思い出せません。多分、保育園でカブトムシの絵本を読んだ?のかもしれません。 いくら好きでも、飼うのは大変じゃないかと気おくれしました。《子どものことだから、飽きるかもしれないし、そうなると世話をするのは多分、、、私だよなー。》 私は慎重派。それでも息子の気持ちは強固。結局、夫があっさり根負けしてしまいました。 早速、ネットで三対(カップルで3組)のカブトムシを

虫好き男子母の備忘録②〜虫ニガテの荒治療〜

男の子のママになると突然新しい世界が目の前に広がります。自分は女だから、余計に全てが新鮮です。産まれてすぐおちんちんからおしっこが出るのもビックリだし、少し成長すると大抵の男の子は、電車や車の乗り物系か、動物とか恐竜系か、昆虫、魚、爬虫類系か、ウルトラマンや怪獣、戦隊ものか。だいたいこんな感じで分かれる気がします。うちの場合は、ウルトラマンと虫でした。 何にせよ、私にとっては未知の世界でした。 男兄弟がいれば多少馴染みがあるけれどそうでなければ、そのどれにしてもが初めての世

虫好き男子母の備忘録①〜虫が算数に?〜

はじめましてまずは自己紹介から。 私は9歳&5歳(2019.3時点)の男の子2人のお母さんで、ワーママです。そして、我が家は毎日毎日、ヤンチャ息子2人でも手がかかるところに、金魚、亀、ザリガニ、ヌマエビ、メダカ、ヤゴ(夏限定)、クワガタ、そして大量のカブトムシなどが出たり入ったりして、小さな水性園か昆虫館のようになっています。 これは私自身の備忘録そのうち時が経つと、今の楽しさや大変だった思いも、忘れてしまいそうです。だから、今のうちに備忘録として残すことにしました。 いつ