扶養内でのママ個人事業主の働き方|一人鍼灸院・サロン経営ママの働き方どうする?
「扶養内で働かないと…」
旦那さんが会社員の場合、妻を扶養に入れるためには、〇〇円の壁といって、金額によって、どのくらい税制で控除があるのか?は変わってきます。
この記事では、実際に扶養内でいくら稼げるのか?を出し、自分が理想としている金額をある金額に決めた時と比較してみようと思います。
一人鍼灸院や一人サロンを経営しているママ個人事業主のあなたはこの金額を見て、どう感じますか?
【1】103万の壁・106万の壁・130万の壁
収入には、「それ以上働くと税金がかかってくる」という税金の壁と、「それ以上働くと社会保険に加入することになる」という社会保険の壁があります。
103万の壁は年収が103万円をオーバーすると、超えた分に対して所得税がかかるということです。つまり、103万の壁は税金の壁になります。
次に130万の壁とは、年収が130万を超え、被扶養者からはずれるほど働くと、国民健康保険や国民年金、または社会保険の保険料が発生します。130万の壁は社会保険の壁になります。つまり、130万超えて収入を得ることで保険料の支払い義務が発生し、130万円未満で働いていたときよりも手取り額が減少することがあります。これがいわゆる130万円の壁です。
最後に、2022年に10月にできた106万の壁です。これはある一定の条件を満たすと、社会保険に加入しなければいけなくなり、結果的に手取りが減るというものです。
扶養内で働いている人(個人事業主含む)は、これらの3つの数字を意識し、それを超えないように〜!と思って働いていると思います。
【2】個人事業主は所得38万超えると扶養から外れます
先ほどまでお伝えしてきた扶養内での働きなのですが、一人鍼灸院や一人サロンをやっている人も扶養に入ることはできます。ただし、所得が38万を越えてしまうと、扶養から外れてしまいます。
所得とは以下の計算式で出せます。
売上−経費=所得
つまり売上が50万で経費に40万かかっているのであれば扶養内になります。しかし、どんどん売上が上がっていくと経費で使いまくらないと扶養から外れてしまうのが難点。これでは、老後の資金も子どもの教育費も貯めれない!
しかも、個人事業主で認められる経費は認められる範囲が狭い。
一人鍼灸院や一人サロンをしていて、扶養に入るってことは、売上をあげると困る!という摩訶不思議な状態になってしまうのです。
【3】扶養内で働いた場合と理想の金額の差
ではここで、簡単な計算をしたいと思います^^
扶養内で働いた時、そして1ヶ月に50万稼ぐ働き方をした時の10年後の収入の違いです。
まず所得税も社会保険料も払わないでよい年収103万を超えないように扶養内で働いたとします。
年収100万円×10年間=1,000万円
扶養内で働いた場合、10年後には1000万稼げます。
では、月に50万を稼ぐ働き方をしたとします。月に50万なので年収600万。
年収600万×10年間=6,000万円
ここから税金・健康保険料などを引くと377,095円×10年間=3770万円
同じように10年間働いたとしても、10年後には2,700万もの差が生まれているんです!老後2000万問題が数年前に出ていたけど、扶養内で働かずに自分でしっかり稼ぐと、その2000万円を自分の収入でしっかり補填できるのです。
注意)社会保険や税金の金額の細かい誤差はご了承を!正確な数字が知りたい方は、税理士さん等にお聞きください!
まとめ:あなたはどちらの働き方を選びますか?
実際に数字で出してみると、こんなに違ってくるのか!という驚きの数字が出てきました。税金かからないように、保険料払わないでいいように、収入を増やさないようにするのも一つの考え方だと思います。
しかし、子どもの教育資金や自分達の老後の資金が気になるならば、扶養内で、超えるかな?超えないかな?と心配しながら働くよりも、がっつりママである私が稼いでいくぞ〜!!と考える方が、めちゃくちゃポジティブだと思う^^
あなたはどちらの働き方を選びますか?
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