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愛されていることを実感するには。

抽象的なお話しをします。

よく理解できない人もいるかもしれませんが、落とし込めさえすれば、今よりも、ずっと、愛されるようになりますよ。

では、参りましょう。

目の前に一輪の花があるとしましょう。

そこに花があるのを眺めているとします。

それは赤い色をしていて、手を伸ばせば触れるし、近づけば香りもします。

目の前に花があることは。

今ある“確実な事”

しかし、目の前にある花は、時間が経てば枯れて、しおれて、影も形もなくなってしまいます。

確かにあったものが、なくなってしまうのです。


では、目の前にあった花というのは

どんなふうに確実だったのでしょうか?


そこには、本当に花があったのだということを、無くなった今、どうやって知ることができるのでしょう。


そこに花があったことは確実な事だったと、あなたは知っています。

でも、物質がない今では、確実な事ではないのです。

物質があったことの確実さは。

確実な“こころ”が「ある」とすることで確実になるのです。

だとすると、彼とのことはどうでしょう。

今すぐには無くならないにしても、あの日の愛情を、確かにあなたは感じていたはずです。

人の気持ちは変わるにせよ、確かに感じた愛情は、あなたの心しだいで、確実なものとして残すことができます。

彼とのお付き合いの中で大切なのは。

この物質的なものを、確実な“こころ”として感じていくこと。

この感覚を意識していくことで、今よりも、ずっと惑わされないはずです。

誤解しないはずです。

今よりも、ずっと、愛し合されるようになりますよ。


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