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ハラスメントにつながる上司が気をつけたい「3つのH」

ミスをしてちょっと叱るとハラスメントと言われてしまう…そんなこと言われるぐらいならと、叱れない上司が増えています。部下を指導し育成するのは上司の役目。ではどんなことに気をつければいいのか。上司が部下を指導するときに気をつけたい「3つのH」についてお伝えします。

➀比較
他人と比較されて指摘されたりすると、いやな気持ちになります。その人なりに努力して頑張っていることを比較されて「同期の〇〇さんはできたのに、あなたは何でできないの?」       「同僚の〇◯さんは、もっと仕事やってるよ!もっと頑張れ」              「もうこの仕事をやらなくていいよ。〇〇さんに頼んだから」そんなこと言われたら、部下は傷ついてしまいます。そんな発言が繰り返しあれば、パワハラ行為類型の「精神的な攻撃」につながります。

②否定
パワハラの中でも特に気をつけたいのが「人格の否定」です。人格否定は相手の存在価値を否定します。                     「ミスが目立つね。性格が大雑把だ」という性格に関する人格否定   「もっと痩せた方がいいよ」「太ってるねー」と見た目にに関する否定や プライベートまで口に出す否定、親のことを否定するのもNGです。何か意見ある? と聞かれて意見を出したら否定される。こんなことが何回か続くと意見は出したくなくなってしまいます。否定の言葉「こんなこともできないのか」「そんなんじゃダメだ」否定の言葉はハラスメントにつながりかねません。第一声が否定から始まってないかチェツクしてみましょう。

➂批判
批判は物事の良し悪しを、論理的によく考えた上で判定することを表すときに使います。ミスを指摘するときにもよく使いますが「批判してる理由を言わない 」批判だけは否定だけになります。何かを評価判断したことを伝えるときは、理由をプラスすること、改善点を具体的に伝えることが必要です。

#ハラスメント
#管理職

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