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ハラスメントにならない叱り方Vol.7 自分以外の責任を主張する部下への対応
仕事で何かミスをして、そのことを指摘すると「○○さんが、こういう書き方するからわからなかった」と私の責任ではなかったということだけを主張する部下に「あなたにも責任がある」と自分にも非があることをわかってもらおうとしても、意固地になって反発心だけが残ってしまうことがあります。
なぜ他責を主張するのか
理由として考えられること
・過去に自分だけが責められた経験があった
・評価が下がることを気にしている
・上司から認めてもらえてないと感じている
と理由はさまざまです。あなたのことを責めているわけではないといくら部下に伝えても、上司に自分のことをわかってもらえていないと思っていたら、他責を主張しますます意固地にぬるばかりです。
①受け止める
まずは、部下が最初に主張してきた他人に責任があると考えていることを受け止めることです。
「◯◯◯ということがあったんだね」と部下が言ったことを繰り返し、仮定法でまずは受け止めください。受けとめるだけでOKです。
②仮定して他に考えられることを聞く
「何か他に考えられることある?」「もし、あなたにもあるとしたら」「こうしたらよよかったと思うことはないか」と仮定して聞くことが大切です。その前の段階で部下の言い分を十分に受け止められていたら、他にも考えることができます。