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【部下への注意指導】アドバイスを聞き入れない部下への対応
自分の意見や考えに固執している部下には、よかれと思ってアドバイスしても「はい。でも・・・」と、なかなか聞き入れようとはしてくれません。
認める⇒質問する⇒さらに・・でアドバイス⇒選択権を相手に渡す の順番で伝える
アドバイスは「私の言う通りにしなさい」というメッセージとして伝わり、押し付けられているように感じ、余計に自分の考えや意見に固執させてしまうことがあります。そんな部下には伝え方にも少し工夫が必要です。例えば、部下が企画案を出してきたときに「この部分は、こう変えたらうまく相手に伝わる」とアドバイスしたい点があったとします。
認める
まずは認めるです。例えば企画書を出してきたのであれば、その企画書のよい点を認めて相手に伝えます。最初からアドバイスされると、否定されたような気になり、反発心が生まれせっかくのメツセージが伝わりません。その企画書のよい点(例えば、仕事が早い、企画案の流れがよよいなど)を伝えることで、そのあとのアトバイスも素直に聞くことができます。
質問する
次にアドバイスしたい点について、質問して相手の意見を引き出します。「この部分についてもう少し詳しく教えてくれる?」どういう意図や意見があるのかを聞き、それを受けとめます。←ここで受けとめることも大切です。まずは、なるほど~と相手の意見を繰り返すだけでOKです。
「さらに・・・」でアドバイスします
「さらに・・・ここはこうしたらもっとよくなると思うよ。なぜならば・・・」と自分のアドバイスと、その理由も加えて相手に伝えます。
最後に選択権を渡す
「どう?」と最後に相手に選択権を渡して、どちらの意見を採用するか聞いてください。選択権を渡すことで相手は押しつけられた感じはしません。部下も自分の意思で選択することになるので必ず実行します。ここでそれでも部下が自分の意見の方がいいと選択したときは、その理由を聞いてください。