少数民族の村に台風が直撃inフィリピン
フィリピンを襲った今回の台風で、もっとも被害が大きかったといわれる場所、ボホール島。
島の南部の山岳地帯に、少数民族の方々の住まう村がある
「エスカヤコミュニティ」、私たちの支援地のひとつだ。
ここにも台風が直撃し、村の多くの家屋が倒壊、道路の損壊により道が封鎖されてしまった。
自然農法によって守られてきた田畑、
豊かに実るフルーツ…
すべて破壊され、景色は一変した。
12月23日、村長であるエドガルド氏からの連絡、
ライフラインがダウン、もともと経済的に“取り残された”状態であった村、都心部からも遠い村は、危機的な食糧難に陥っている、助けてください、と。
すぐに米を手配すべく、送金手続きに入ったが、町の受け取り窓口には長蛇の列、村落と町の行き来に片道6時間以上かかる…。
“間に合わない”と判断したエドガルド氏は知人に借金し、お金をかき集めるようにして集めたうえで、お米の配布をスタートした。
そして今朝、もうじき、当団体からの支援金を受け取ることができ、借金した分も返せます、と連絡が入った。
よかった・・・!
ボホール島の都心部は、ガソリンや水を入手するにもいまだ困難な状況にあり、混乱状態が続いている。
都心機能から離れた、こういった村落地帯は、こうした災害時に「取り残された」状態にあることが浮き彫りになる。
ゴーシェアではこうした「声の届きにくい」エリアに支援がいきわたるよう、活動展開しています。
みなさまの引き続きのご支援、応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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