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大人になってからではなく、親になってから初めて気付くことはたくさんある。

大人になって初めて気づくという言葉がありますが、大人になってというより、親になって初めて気づくことは本当にたくさんあります。

先日も、学生さんと話しているときに、
「夏休み前の学校の奉仕作業ってジュースとかお菓子とか貰えて何気に楽しかったよねー。」
「夏休み明ける前の憂鬱なときに、ただの作業でわいわいするのってけっこう気分軽くなったよねー。」

そんな言葉を聞きました。

PTAの作業って、どうしても親自身が負担だとか面倒くさいとか、そんなことに目線が行きがちですが、本当は子どもたちにどんな影響があってとか、どんな影響を与えていきたい活動なのかっていう本質の部分がすっかり抜け落ちてしまうんですよね。

子どもたちの成長にとって必要なことは、面倒とか忙しいとかそんな理由だけで諦めるのは本当にもったいないですよね。

これまでの時間の流れを考えると、親が子どものために何かができる時間なんて本当に有限で短い時間。

もちろんただやってあげて、子どもたちを助けるだけではダメで、少し離れた場所から眺めたり、時には突き放したり、そんなきっかけを与えることが大切なんじゃないかな思うわけです。

今どきは共働きの核家族が多いから休みの日まで何もできないと諦めるより、みんなができることを少しずつ探して、みんなで子どもたちを大切にしていく。

そんな地域づくりを目指していきたいところですね。

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