あなたへのお願い
こんばんは。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今回はこれまでとは少し違ったnoteです。
病気や障がいを経験されたことのある方、またはそのご家族、ご友人の方へお願いがあります。
少々長いかと思いますが、最後まで読んでいただけますと幸いです。
この度、最初のnoteにも書いていた、全国の大学に通う医療福祉系学生1年生対象の『コミュニティづくり』を、2021年3月の実現に向けて動き出します!!
他の運営メンバーとも話し合った結果、、、
コミュニティ名は「メディカルゼミ」に決まりました!!🎉
私たちは「メディカルゼミ」というオンラインでの交流を通して、メンバー同士でそれぞれの専門領域について学ぶだけでなく、看護観や倫理観、患者さんに対する思いを共有し、自分の見方や視野を広げていきます。
まずそもそも私がこのような活動を始めたのには、大きく分けて2つの理由があります。
1つ目は、私自身が自分の想いを伝えられなかった経験があるからです。
私は高校2年生の1月に難聴を経験しました。病院で難聴だといわれてから原因が分かるまでに約半年かかりました。その半年間、いくつも病院を回りました。
それに追い打ちをかけるように、検査の時でさえバケツリレーの物のように扱われ、検査をしてくださる方とは目も合わせてもらえませんでした。
病院に行くたびに治療へのやる気や気力がなくなり、「もう治らないのかな…」と思う日もありました。
でもこれは本来あるべき医療のカタチとは大きくかけ離れたものではないでしょうか?
あの時、たった一瞬でもいいから私の目を見てにこっとして欲しかった。
一言でいいから、
「前回よりも良くなっていますよ!」「一緒に頑張りましょう!」
と言ってもらいたかったです。
そんな患者という立場を経験し、これから医療職を目指す私が、私にしかできないことは何だろうと考えた時、
それは「患者さんの心の声に耳を傾けること」でした。
医療者側は患者さんが求めていることや心のうちにある思いを汲み取り、小さなことでも行動する必要があると思います。
でもそれは患者さんにそんな気持ちがあるのだと知らなければできないことだと思うんです。
だから、学生のうちから患者さんの声を聞き、考えたいと思いました。
そうすることで、患者さんに寄り添える医療者に近づけるのではないかと私たちは考えています。
2つ目は、学校での学びでは足りないことがあるのではないかと感じたからです。
普段の授業ではよく、
「これは患者さんによって個人差があります。」
「しっかり患者さんの立場に立って考えてみましょう。」と言われます。
ですが、私は学んでいく中でこのような疑問を持ちました。
「実際に患者さんはどう思っているのだろうか。」
「個人差って具体的にはどんなものがあるんだろう。」
「どうやったら患者さんの立場に立てるんだろう。」
ちっぽけな疑問に思われるかもしれませんが、これらは学校では教えてもらえません。自分で考え、学ぶ必要があるのだと思います。
だからこそ、みなさんのお力が必要です。
みなさんには、まだ18年という短い人生経験しかない私には計り知れないほどの、大変なことやご苦労があったことと思います。
思い出したくない、つらい記憶もおありかもしれません。
私たちはこれから医療の現場で働く者として1人でも多くの患者さんに寄り添い、笑顔になっていただきたいんです。
そのためには、患者さんの気持ちを知ること、考えることが何より大切だと考えています。
ここからは私からみなさんへのお願いです。
みなさんの経験を私たち医療学生に共有していただけないでしょうか。
あなたのご経験やお話に対して、全力で向き合わせていただきます。
そして私たちがそれを学びに変え、将来携わる患者さんに還元していくことをお約束します。
私たちに力を貸していただけませんか。
ささいなことでもかまいません。
私たちにとってはあなたの経験、お話のすべてが学びです。
どうかよろしくお願いいたします。
私たちの活動に賛同していただける方は、ぜひ1度お話させていただきたいと考えております。そこで改めて直接想いを伝えさせていただきたいです。
この記事に対する感想でも結構です。
よろしければ下記から私にご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
<私のSNS>
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Twitter→@smile_riho_
メディカルゼミ 政清莉穂
最後までお読みいただき、ありがとうございました。