四万六千日のお詣りーほうずき市
昨日、7月10日に浅草浅草寺のほうずき市に行ってきました。
なんでも、この時にお詣りすると四万六千日分のお詣りをすることに
なっちゃうんですって!
四万六千日って126年分!
てことは、もうこの1回お詣りすれば、もう二度とお詣りしなくてもいいってこと?
ちょっと調べてみました。
これはほうずきとは関係なくて、
室町時代末期から7月10日は観音様の功徳日の最高の日となり、
この日にお詣りすると四万六千日分のお詣りをしたことになる、と
いう習わしになったようです。
ちなみに、他にも功徳日はあって、
1月1日は100日分、11月7日は6000日分・・
だそうです。
功徳日はたくさんの人で賑わいますから
当然縁日もたくさん立ち、
ほうずきが売られるようになったのでしょう。
一説には、ほうずきを丸飲みすると持病を治したり、
子どもの腹の虫による腹痛を治すと思われていたそうです。
昨日の浅草もたくさんの人で賑わっていました。
浴衣姿の人もたくさん。
外国人もたくさん。
屋台もたくさん出ていました。
お店も賑わっていて、新しいお店もできているようでした。
私は緊急事態宣言が出されても、ふらふら出歩いていましたが、
その頃の浅草は閑散として、
仲見世も閉まっているお店が多く、
ここがほんとに浅草なんだろうかと、驚きましたが、
こんなふうに賑わいが戻って、本当に嬉しいです。
さて、そんなほうずき市でしたが、
ほうずきの鉢は2500円、
大きなほうずきがなっている枝は1500円(ちょっと記憶が曖昧)、
風鈴だけは700円
という値段設定でした。
夜になると、ほうずき屋さんに灯りがともり
とてもいい雰囲気になります。