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8月の音楽レク【海にまつわるお話 浦島太郎ゆかりの地香川県】

夏も終わりですが、今回のテーマは「海にまつわるお話 浦島太郎ゆかりの地香川県」です。

まずは波の音のCDを聴きます。
最近私のお気に入りのCDです。
「宮古島 癒しの波音CDブック」
すぐには何の音かわからないのですが、やがて寄せては返す音から「波」だということが分かります。
このCD、私はとても癒されます。お試しあれ。

こんな導入からプログラムはスタートします。

さて、日本は四方を海に囲まれていますね。
海に関連する物語って何でしょうか?と問いかけます。
「浦島太郎」、「桃太郎(鬼が島は海の向こうにあるのでしょうか?)」「安寿と厨子王(みなさん知っていますか?とても可愛そうな姉弟のお話です)」、「因幡の白兎」などがあがりました。

この中から代表的なお話しはといえばやはり「浦島太郎」ですね。



浦島太郎

作詞作曲不詳 明治44年

6番まで歌うと物語は完結します。
あえて途中まで歌い、続きを参加者のみなさんと一緒に進めていくのも楽しいです。

荘内半島の浦島さん

さて、日本には浦島太郎ゆかりの地があちこちにあるようです。
今回はその中でも浦島神社のある香川県に注目しました。
荘内半島一帯には、太郎が生まれたという生里、箱から出た煙がかかった紫雲出山ほかたくさんの浦島伝説に基づく地名が点在しています。
太郎が助けた亀が祀られている亀戎社もあります。

上のような四国の地図を見せながら進めていくのもいいですね。


瀬戸の花嫁

山下路夫作詞 平尾昌晃作曲 小柳ルミ子歌 昭和47年

瀬戸内海の島から島へお嫁に行く花嫁の心情を歌った歌です。
この時代の歌の中では高齢者でもよく歌える歌のひとつです。


銀座カンカン娘

佐伯孝夫作詞 服部良一作曲 高峰秀子歌 昭和24年

上の地図、香川県の右上にある大きな島は小豆島です。
小豆島が舞台の小説と言えば「二十四の瞳」ですね。
映画の主演は高峰秀子、彼女の代表曲は《銀座カンカン娘》です。

「かんかん」の意味について、興味深い解説がありました。
こちらをお読みください

銀座には「三松」というダンスホールがあったと、懐かしく思いだされた方がいました。


旅姿三人男

宮本旅人作詞 鈴木哲夫作曲 ディック・ミネ歌 昭和37年

香川県には金毘羅さんがあります。
行かれた方はすごい石段を上って行ったことを話されます。

金毘羅参りに行った帰りの船の中で、おだてに乗って「飲みねえ 飲みねえ 寿司食いねえ」と酒や寿司を振るまった浪曲はとても有名です。
余談ですが浪曲(浪花節)はとても面白いです。
テレビのなかった時代、ラジオからよく流れてきたことでしょう。
茶の間でみんなでラジオを囲んで情景を想像しながら聞いたのです。
聞いたことが無い方はぜひお試しあれ。


東京ブギウギ

鈴木勝作詞 服部良一作曲 笠木シヅ子歌 昭和23年

ブギの女王と呼ばれた笠木シヅ子は香川県の出身です。
まずは歌ってみましょう。
Bメロは案外歌えない人が多いかも知れません。
なので楽器活動を目的とします。

ピアノに合わせてもいいですが、オリジナルなCDに合わせるのも楽しいです。
しゃもじやクラベスを配ります。
今回はなるべくしっかりとした音の出る楽器を配りましょう。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。



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