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【5】ベースの打ち込みをしてみよう!
はじめに
こんにちは!山梨県山梨市の音楽教室「Smile moon Music」です。普段、教室ではギターやウクレレ、DTMなどを教えています。こちらでは初めてGarageBandに触れる方に向けたnoteマガジン「初めてのGarageBand」を書いています。これからDTMをやってみたいという方、ぜひ一度ご覧ください!今回のテーマは「ベースの打ち込みをしてみよう!」です。
ベースの役割
ベースはドラムと同じくリズムの役割を持っています。曲にとっての屋台骨で、メロディを支える存在です。ここでは「ルート音」という最も基本的な音を打ち込んでみましょう!
ルート音とは?
「コード」という言葉は聞いたことがある方も多いと思います。コードは基本的に「3つ以上の音の重なり」を指すのですが、この中で一番低い音の事をルート音(根音)と呼びます!アルファベットのCやFという表記を楽譜で見たことはありませんか?実はこれはルート音の表記になっているので、鍵盤上でアルファベットの位置が分かれば簡単に打ち込みをすることができます!実際に鍵盤の図を見てみましょう!
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いかがでしょうか?ルート音の位置が理解できたところで、実際の打ち込みをしてみましょう!打ち込みの方法は以前、こちらの記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ベースの打ち込みをしてみよう!
先ほどの鍵盤図を見ながら打ち込みをしていきます!きらきら星のコードから、ルート音がどこになるか、鍵盤上で見つけて1つずつ打ち込みをしていきます!
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まず、ベースの音を選択します。➕ボタンをクリックして、新規トラック「MIDI」を作成します。左側のライブラリーがデフォルトだと「Classic Electric Piano」が立ち上がるので、Bassのカテゴリーから「Fingerstyle Bass」を選択します!
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BassのMIDIリージョンが作成されました。これで音を入力することができます!では、メロディの時と同じように1音ずつ入力していきましょう!
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Bassは低音の入力なので、低音域に入力するようにしましょう!音源によって異なる場合もありますが、通常はE1〜E2あたりを打ち込めばOKです。
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無事に1音入力されました。今はド(C2)のところに4分音符が入力されています!では、この要領でルート音を入力していきましょう!
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メロディ同様、4小節のベースを打ち込んでみました!実際に聴いてみましょう!
曲に厚みと迫力が出てきました!これがベースの役割です。バンドサウンドには欠かせない存在ですね!ぜひ実際に打ち込んでみてくださいね!
おわりに
いかがでしょうか?少しずつ音が重なってくると嬉しくなりますね!アンサンブルの魅力をぜひDTMで実感しましょう♪