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【守り・育むお口】#29
こんにちは。
smile ☺︎まもり隊/隊長Yumiです。
皆さんは歯を大切にしようと思ったことはありますか?
✔️歯科医院で治療を終え、もう2度とこんな辛い思いはしたくない!と思った時。
✔️歯科医院で歯磨き指導された時。
✔️食べたいものが噛めなくなった時。
または、
✔️いつまでも綺麗な歯でいたいと思った時。などなど。
色んな思いがあって、歯を大切にしようとセルフケアに取り組んでいらっしゃるかと思います。
毎日、患者さんに歯の大切さを伝え続けているうちに、いつになってもどこまでいっても守り切れなさや腐敗さを感じるようになりました。
病気になってから来院される患者さん。
どうしてむし歯や歯周病になるのか、どうすれば守れるのかを伝えれば伝えるほどこんな事をおっしゃるのです。
「もっと早くこの話を聞きたかった。」
「あの時、別の歯医者に行かずもっと早くあなたのところに来れば良かった。」
そんな言葉を聞くたびに、私はとても辛くなってしまうのです。過去の自分の選択を悔やみ、治療にあたった歯科医療機関を批判するしかないのなら、いっそ伝えない方が良いのではと思ったりもしました。後悔の念が顔に表れる患者さん。目の前の方のお口の治療は歯科医師にしかできません。私に出来る事、わたし達歯科衛生士がやるべき事は他にないのか?しっかり患者さんに向き合い、身体だけでなく心に寄り添える人であるべきだと思い、色んな学びを取り入れました。コミュニケーションちついて学び、傾聴や心理学を学び、それを現場で使ってみる。そんなことを繰り返していると患者さんとの関係性が少しづつ変化してきました。先日、以前クリーニングを担当した患者さんが来院していたので話かけると
「お母さんは元気にしてるかい?、、、そっかそっか。今年は実家に帰省しないのかい?出来る時に沢山親孝行してあげなさいね、、、」
親と同年代の患者さんからかけられた言葉がとても優しく嬉しかった。
歯科衛生士の前に1人の人として患者さんに向き合い、気持ちに寄り添えるような人で在りたい。いつだって対等な関係であるべきと思っています。
大切にしようという思い。
そこから変わる行動。
思いが先で、行動は後からついていく。
ならば、私はあの手この手で心を動かしてやろう。嘘や偽りなく素直に私の言葉に私の知識と経験に思いも乗せて届けたい。
目の前の人の心を動かせるくらい自分の軸を持ったブレない人で在りたいと思うのです。
いろんな思いがあり、出来るだけ早い時期に知って欲しい知識や情報を伝えられるようにと、学びは乳幼児期にまでさかのぼりました。
すると、お口の機能や発達を学んでいくと実は母親のお腹の中にいる時にまでさかのぼっていきました。
そして私も思うのです。自分も妊娠した時に知りたかったと。
今では診療室にこられるお父さんお母さんに乳幼児期からしっかり噛む子を育む事の重要性をお伝えしています。
それがむし歯予防につ繋がる事も。
「今から、100年先を見据えて赤ちゃんの未来を一緒に守っていきましょう!」
胎生7〜8週で母親が妊娠に気づく位の頃には体長は3〜4㎝です。そのほぼ半分が頭の部分で、中でもは非常に早い発達をしているのがお口です。子宮内で胎児は体が丸まってた状態でいますから、体が動くと指が口に触れるようになります。
そうやって、母親のお腹の中で生きていくために必要な機能を自分のものにしているのです。
みんなそうやって生まれてきました。
生きるためにお乳を吸って、噛む口に発達していきます。お口の成長に合わせて焦らすゆっくり、目の前の赤ちゃんのペースで。
最後まで自分の歯で噛めるように、歯科衛生士として出来る支援をしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたのココロがほんの少しでも動いたらぜひアクションに移してみてくださいね☺︎
smile☺︎まもり隊/隊長Yumi
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