見出し画像

【ありのままの自分を受け入れる】#21

おはようございます。

smile☺︎まもり隊/隊長Yumiです。

普段、診療室でたくさんの患者さんのお口の状態をみて治療する中でいつも思ことがあります。「健康」でいたいと多くの方が思いながらも、何気なく選択することが実は「健康でない」状態になる方を選択することがあります。分かっているけど・・・って時ありませんか?疲れて果てて、歯磨きすら出来ず寝落ちしてしまう時。歯と歯の間のお掃除をしなきゃいけないけど面倒だなぁと思う気持ちの方が勝ってしまう時。甘いもの・・・ダイエットしたいけど今日だけは・・・なんてことも。(笑)わたしもそんな患者さんの気持ち、よく分かります。指導したこと、提案したことをキチンと取り組んでほしいけど、24時間365日ずっと継続していけるかは正直分かりません。だからこそ、モチベーションが下がりお口の状態が変化してくる時期を自分で自覚し判断してほしいと思っています。

ある日、以前に比べ歯の面がピカピカで歯ぐきが引き締まった患者さんがいました。

「〇〇さん、前回に比べて歯がとってもキレイです!それに歯ぐきも引き締まってきています!この数ヶ月、歯磨きをすごく頑張っていらっしゃったのかなと思ったのですが・・・?」と聞くと、ニッコリ笑って

「ハイ!!実は・・・」とこの数ヶ月あったことをお話ししてくれました。

「・・・そんなことがあったから、ていねいに歯磨きをすればお口の中がスッキリして、他の気になるところ(病気)の状態がよくなるなんだと感じて!歯磨きも頑張りました!」と。自分が納得し、継続したことで気になるところが改善すると、また嬉しくて頑張れる。それが習慣になってきたようです。わたしも嬉しくて思わず拍手して喜びました。

カラダを重視しがちだけど、その前にココロの健康状態も大切。今日は大丈夫かなと考えながら、患者さんのちょっとした表情の変化を見逃さないよう接しています。

【やるべき事は分かっているけど気持ちが追いつかない、行動に移せない】

「そんな自分がいたら、自分ってダメだなぁ・・・なんて思わないでいんですよ。ちゃんと自分の気持ちに気づいたら、その気持ち、抱え込まずにそっと手放しましょう。心の中に持ち続ける必要はありませんよ〜」って。

気持ちが変わると行動が変わる。毎日の小さな選択肢。どれを選ぶかは自分次第です。だからこそ健康につながる方を選択して欲しいなと思います。逸れたら、また修正すれば良い。患者さんのカラダを診ながら、ココロの状態にも寄り添えるように心がけています。

持病を抱えている患者さんの場合、お口の状態が全身にも影響することもあります。10年ほど長く関わる患者さんだと、ご自身の体調の変化、生活や家庭環境の変化、もちろん気持ちの変化もあって、歯だけ診ていては健康に導けないことも出てきます。

わたしが勤務するクリニックでは基本的には3ヶ月毎の通院でお口の状態を定期的にチェックし、治療を継続することをお勧めしています。この治療というのは虫歯で歯を削ったりする訳ではなく大半が歯周病治療に該当します。以前、歯周病のチェックシートを載せましたが一つでも当てはまれば「歯周病」という病名が付きますし、若年層であれば「歯肉炎」の場合が多くなります。いずれにせよ、日本人8割の方が歯周病に罹患しているのが現状。歯を失う方が減少しているのは喜ばしいことですが、その分残る歯を健康な状態で保てるかが重要になってきます。

さて、6月に歯科検診を終えて、お子さんの来院も増えてくる時期。

「〇〇くん、この大きな永久歯は歯の王様なんだよ!6歳臼歯っていうんだよ!何歳まで使いたいかな〜?」そんな質問に子供達のほとんどが

「100歳!!」と答えてくれます。

「そうだね。おじいいちゃんになってもピカピカのかっこいい歯でいようね!一緒に頑張って守ろうね!」

小さな頃から一生涯使える歯の守り方を知っていれば、日本人8割が歯周病というデーターはそのうち過去の黒歴史。そうなって欲しいし、そうなるようにわたしに出来ること頑張ります。

週の始まり月曜日に良いお天気だと気持ちもスッキリしますね!どうぞステキな1週間をお過ごしください。

それでは、また☺︎

最後まで読んでいただきありがとうございました。

smile☺︎まもり隊/Yumi



良かったら応援してください!あなたのactionが嬉しいです☺︎