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ドラマ「終りに見た街」

初回ドラマ化の映像。
山田太一さんが自ら脚本を書き、細川俊之さんが主演している。

「エンディング」ははっきりと凄惨に描かれているのは、宮藤官九郎さんとは違って、山田太一さんらしい。

「ドラマ」の「ラストシーン」、主人公一家は空襲によって、現代へとタイムスリップして戻った。

しかし、東京は「第三次世界大戦」の「戦争中」で、東京の上空に「水爆」が落とされる。

壊滅した主人公一家の姿を描く事で、「戦争の恐怖」を山田太一さんは視聴者に伝えたった。

映画「猿の惑星」
映画「猿の惑星」

映画「猿の惑星」と同じ「人類の愚かさ」を描いた「バッドエンド」。

宮藤官九郎さんは「SNS」が発達した2024年の日本で、今回の様な「ラストシーン」にする事で「ネットをバズらせる事」を考えていたに違いない。

山田太一さんを「リスペクト」して脚本を書いた宮藤官九郎版の「明るさ」も魅力的で大好きだが。

明日よる9時から放送されるテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「終りに見た街」はオススメだ。

昨年11月末、脚本家・山田太一さんが亡くなって、1回目に山田太一さん自身がシナリオを書いてドラマ化された「終りに見た街」。

そのシナリオを「月刊ドラマ」山田太一追悼特集で読んで、40年前に書かれたそのシナリオの凄さに衝撃を受けた。

第1回目のドラマ化の主役は細川俊之さん。

第2回目は中井貴一さんだ。

どちらもテレビ朝日。

現代に生きる「テレビのシナリオライターの家族」が一夜明けたら、昭和19年にタイムスリップしているという物語。

翌年、昭和20年8月15日に「終戦」を迎える事を知っている彼らはどんな行動を取るのか?

そして、主人公が迎える、衝撃すぎる、想像もつかない「ラストシーン」とは❓

今でも全世界で起こっている「戦争」の「悲しさ」「愚かしさ」「悲惨さ」が肌から伝わって来る。

今の時代だから、放送すべきドラマ。

是非、家族揃って観て欲しい。

原作者・山田太一さん
脚本家・宮藤官九郎さん
主演・大泉洋さん
女優・吉田羊さん
俳優・堤真一さん
女優・三田佳子さん


俳優・勝地涼さん



原作・山田太一(「岸辺のアルバム」「想い出づくり。」「ふぞろいな林檎たち」)、脚本・宮藤官九郎(「不適切にもほどがある!」「新宿野戦病院」)、主演・大泉洋、共演・吉田羊、堤真一、三田佳子、勝地涼ほかで送るこの「テレビドラマ史」に残る、貴重なドラマを見逃すな‼️

もし、「あなたの家族」が突然「昭和19年の太平洋戦争中の時代」にタイムスリップしたら・・・

その事を想像するだけで、背筋がぞっとする。

「生きる事の意味」「平和である事の大切さ」「憲法の存在の重要さ(特に憲法9条)」を教えてくれる。

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