女優
今までは、「男性の俳優」のことを「俳優さん」、「女性の俳優」のことを「女優さん」と言っていたのだが、これらの呼び方に「NHK」ほか放送媒体等から異論が出ている。
「女優さん」も「俳優」と呼ぶ動きが起きているのである。
この事に、「女優さん」から疑問を訂する意見が出ている。
女優・室井滋さんが現在発売中の週刊誌のエッセイで、「自分の『室井滋』という名前は『男』にも『女』にも読めるから、愛着のある『女優』という『呼び方』で呼んで欲しい」、と書いている。
日本社会の「クレームが来ない様に事前に『忖度』する流れ」はこんなところにも表れている。
だったら、「男子マラソン」も「女子マラソン」も名称を変えなくてはならないし、「女性専用車両」も「痴漢お断り車両」とかに、「名称変更」すべきなのでは無いだろうか?
「都合の悪い事に何にでもフタをしてしまう日本社会」、それは「社会の多様化」と全く矛盾している。
「男」と「女」は根本的に違うのだから。
それぞれの「長所」「短所」を活かせる「社会」になって欲しいと切実に願っている。