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EXテレビ・低俗の限界
30年以上前に放送された「EXテレビosaka」火曜日、「低俗の限界」。
上岡龍太郎と島田紳助のアタマを「全裸の女性」が股で挟んで、1時間トークするという番組。
上岡龍太郎、島田紳助さんがアタマを動かすと、「女性の大切な部分」が放送に映ってしまうというリスクを大胆にも犯した。
もちろん、「現在のテレビ」では完全にアウト‼️
実は、この番組、「生放送」の態を取っていたが、「事前に『完パケ』(編集をしない状態)で収録」したもの。
さすがに当時でも、この企画は「生放送」出来なかった。
「YouTube」に動画は上がっていないが、「ニコニコ動画」ではほんの一部が見られる。
「EXテレビosaka」は白岩久弥さんが「演出・プロデューサー」で、僕の同期の梅田尚哉が「ディレクター・プロデューサー」。
「コンセプト」は「それまでの『テレビ』をぶち壊す」だった。
「朝の連続ドラマ」をやっていた僕は、「朝ドラ」の終了に伴い、「バラエティー番組」への異動が決まっていた。
「EXテレビ」には絶対行きたくなかった。
とても穏やかな性格の山西敏之さんが「プロデューサー」をやっていた「2時のワイドショー」の後番組「Beアップル!」に行きたかった。
ここだけの話、同期の梅田は「戦闘的」で虐められるのが目に見えていたから。
まさしく、その通りになったが・・・
「EXテレビosaka」のディレクターをやっている間、「どうしたら『既存のテレビ』をぶっ潰す事」が出来るか、4週に1回、ディレクターの担当回が回ってくる度に、ノイローゼになりそうなほど、悩み倒していた。
それをいろんな面で救ってくれたのが、「映像の魔術師」、「EXテレビ」の後輩ディレクターで、後に「ダウンタウンDX」の立ち上げスタッフに加わる西田二郎だった。
西田二郎とは、現在「東京のプロモーション部門」で一緒に働いている。彼の「笑顔」は素敵で僕の心を癒してくれる。いつも。
今思えば、「今までの『テレビ』をぶち壊す」という「コンセプト」が「主観的」なものでしか無く、「ぶち壊した末に見えたものが何だったか?」、未だに分からない。
「ウメちゃん」こと、梅田尚哉は「EXテレビ」の後、「キスイヤ」をプロデュースする。
なんやかんや言っても、非常に優秀な「テレビ制作者」である。