
男子校の同窓会は「スタンド・バイ・ミー」
この歳(64歳)になってくると、やたらと「同窓会」が増える。
みんな、今まで頼って来た「会社」という「組織」を「定年退職」して、「個人」として生きなければならないから不安なんだと思う。



全校生徒による大行進

全校生徒による大行進
僕は「中学」「高校」と神戸の「男子校」である「六甲学院」、「大学」は「大阪大学経済学部」。


「阪大経済学部」も「女子」がいっぱいいる「文学部」や「薬学部」と違って、200名中、女子は30名位だったろうか。
ほぼ「男子校」と同じ環境だった。
だから、「中学」「高校」「大学」、どの「同窓会」に行っても「男」ばかり。
「男」って、精神的にはいつまでも「少年」のままだと思う。
だから、「同窓会」では「男子校トーク」が繰り広げられる。
「女」は「少女」から「大人の女」になり、場合によっては「妻」になり、「母」に変わって行く。
つまり、「母性」を持つ事が出来るのだと思う。
思春期の10代の頃、「男」が考えているのは「女」と「セックスをしたいという事」。
「女」はまず「素晴らしい恋愛をしたい」と思っているのでは。
「自分の前に現れた『白馬の王子様』と素敵な『恋愛』をして、そんな素敵な相手に抱かれたい」と思っている。
僕は「ウチの毒親モンスター」である母親が強引に「私立男子校への中学受験」を強いて来た。
当時住んでいた兵庫県西宮市に「良い公立高校」が無いというのが、彼女をそうさせた理由。
「自分の意思」など尊重される事は全く無く、「男子校」に強制入学。
だから、「男女共学」には憧れ続けている、今でも。
「タイムマシン」があったら、「中学」から「男女共学」でやり直したい。

全員好きでした」





木村昴主演のテレビドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」に感動し続けたのは、「青春の甘酸っぱさ」を毎回味わわせてくれたから。
「男女共学」の「同窓会」を想像してみる。

かつての「初恋の人」や「元カノ」「元カレ」にあって、「焼けボックリに火が付いた状態」になり、弘兼憲史の「黄昏流星群」でしばしば描かれる「熟年不倫」になったりしないのかと、「半分嬉しそうに想像」している。


ラブホテルにいる二人の元・同級生。
「男子校」の「同窓会」。
これに「ラブホテル」という言葉が絡む事など無い。




若くして亡くなった
リバー・フェニックス
「男子校」の「同窓会」は映画「スタンド・バイ・ミー」の世界だ。
男の子だけで、田舎の鉄道の線路上を歩き続ける物語。
確か、若くして亡くなったリバー・フェニックスも出てたなぁー。
「男」は「少年」として生まれ、「少年」として死んで行く。

スティーブン・キング
「スタンド・バイ・ミー」の原作者であるスティーブン・キングはその事を書きたかったのかも知れない。
でも、「男子校」の「同窓会」、その「トークの内容」は絶対「女子」には聞かせられないが、とてもとてもエゲツなく、性的で、面白いものだ。
ハハハ‼️