山本文緒遺作「無人島のふたり」
作家・山本文緒さんの遺作「無人島のふたり」を読んだ。
ステージ4bの「膵臓がん」と診断され、余命120日と言われた山本文緒さん。
「手術」や「放射線治療」はもう無理。
「抗がん剤治療」を試すが、あまりの「しんどさ」に「積極的な延命」を望まず、「ホスピスケア」へと。
彼女の人生の終焉に向けて、「読者」を「作家自身」と思わせる「筆力」か凄まじい。
「作家」は58歳で亡くなる。
どんなつらい局面でも「読者」を楽しませようという「作家」ならではの「ユーモア」が全編に溢れていて、「読者」が大きな「勇気」と「明るさ」、そして不思議なことに「生きる素晴らしさ」を感じさせてくれる。
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山本文緒さんの本を読むのは初めてだが、昨年末、放送されたドラマ「自転しながら公転する」がとっても面白かったので、気になっていた作家だった。
有難うございます‼️
山本文緒さん‼️
この本を書いてくださって。
次は「再婚生活 私のうつ闘病日記」を読もうと思っている。
何故か、「ノンちゃん雲に乗る」を思い出した。
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