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映画「アトミック・カフェ」


1983年、「アトミック・カフェ」というアメリカ映画が日本で公開された。

映画「オッペンハイマー」
クリストファー・ノーラン監督


昨年、クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」が大きな話題を呼んだが、「アトミック・カフェ」も「原子爆弾」に関するドキュメンタリーだ。

この映画には「ナレーション」が全く無い。バックにかかるのは全て「原爆に関係する曲」。

全映像は「実際に起こった事を撮影したもの」。

アメリカでは、この映画が公開された1982年、「日本の広島と長崎に原爆を落とした事は太平洋戦争の終結を早めた」として、肯定的に受け止められていた。

「大阪イレブン」
松居一代さんと藤本義一さん


「11PM」で、僕の師匠的立場だった岩渕輝義ディレクターがこの「アトミック・カフェ」という「プロパガンダ映画」で、1時間、「11PM」を作った。

僕は入社仕立てで、確か岩渕さんの横で「タイムキーパー」をしていたと思う。

うろ覚えながら、「原爆の強烈な爆風に襲われた時、兵士達が机の下に潜り込む事で、放射能汚染の被害から逃れるシーン」があった。

もちろん、「原爆」は怖くないという「プロパガンダ」である。

こないだ、「アトミック・カフェ」の事を突然思い出して、いろいろ調べてみたら、YouTubeに本編動画が上がっていたので、「リンク」を貼って置く。

映画「アトミック・カフェ」
映画「アトミック・カフェ」



この映画を観ると、日米での「原爆」に対する「見方」が全然違う事を痛感せざるを得ない。

毎週、火曜日と木曜日、様々な「テーマ」を見つけて来て、放送し続けた「大阪イレブン」。

「ディレクター同士」の競い合いでもあった。

東天満 空心町「ニンニクラーメン」
もやしとチャーシューをアテに
ビールをグビグビと‼️
シメは「ニンニクラーメン」


生放送が終わった深夜1時頃から、会社の近くにある「空心町のにんにくラーメン」で2時間を超える長時間、「11PM」とは何か❓「テレビ」とは何か❓

「ベテラン」「若手」のディレクター・AD、分け隔てなく、「激論」をぶつけ合ったものだ。

開局7年目の1965年に始まった「大阪イレブン」。

「スタッフ」には「テレビ黎明期」の「野武士の集団」の様な「心意気」があの時、確かに存在していた。

「インターネット」も「スマホ」も無い「昭和」という「時代」。

酒を飲むか、麻雀をするか・・・それでもとっても楽しかったあの頃‼️

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