会社の受付は何故「女性」❓
「会社の受付」。
不思議な存在である。
会社の後輩の「演出家」と話していたのだが、彼も僕も「一日中、受付に座り続ける仕事」は到底無理。
病院で診てもらった事は無いが、僕は幼児の頃から「好奇心」の塊で、「自分の興味の赴くままに、あっちこっち動かなければならない子供」だった。
母が目を離している隙に、どこかへ行ってしまう。
「注意欠陥・多動障害」なのだろうか❓
母に何度、探された事か。その性格はウチの「次男」に受け継がれている。
だから、40年以上前、縁あって、「テレビ局」に入り、「制作部」に配属された事は僕にとって、とってもラッキーな事だった。
「制作部」は社外に「ロケ」や「中継」「打ち合わせ」で出る事が非常に多かった。
東京に異動してから、日本テレビから出向して来た「制作局長」にこう言われた。
「デスクなんかにいるな!外に出て、どんどんいろんな業界の人と会ってこい。新しい人脈を作るのが『番組作り』にいちばん大切なんだ」
今、「東京制作部」でも「宣伝部」でもデスクにいる人は多い。
あの頃は「東京制作部」に昼間であっても、ほとんど人はいなかった。
さて、ウチの会社が入っているのは「東京のキー局」の「巨大なビル」。
その2階に「総合受付」がある。
平日の昼間、「受付」には常時5人位の「若い女性」がいて、来客に対応している。
何故、「おばちゃん」でも「おばあちゃん」でも無く、「若い女性」なのだろうか❓
他の「大企業」でも「無人化」されていない限り、「若い女性」が「受付」をしている。
しかも、「めちゃくちゃ美人」とは言わないまでも、「標準(?)以上の美しさを持った女性」が応対してくれるのである。
想像するに、「受付嬢」は「面接」を受けていると思われる。
この「ルッキズム」にうるさい世の中だが、「ある程度の容姿」は問われるのだろう。
「受付」に「あまり容姿がよろしくない女性」がいる事は、僕が行った事のある会社では皆無。
さらに「年齢」の事。
毎年、「契約更新」をするというシステムなのかも。
そして、ある程度の「年齢」になったら・・・
「スナック」「キャバクラ」「ガールズバー」などなど、「水商売」に関わっているのも、「女性」が多い。
「女性」という「性」は「待てる性」なのかも知れない。
かつて、「EXテレビ」の取材で、栃木の「コンドーム工場」に行った時、工場で働く工員さんはすべて「女性」だった。
毎日、作業レーンの前に並んで、同じ作業の繰り返し。
もちろん、例外はあると思うが、「同じ作業を繰り返しをする」という「特性」も「女性」は持っている様だ。
つまり、会社の「受付」に座っているのが「男性」ではなくて、「女性」なのは、「待てる」という「特性」と「同じ作業を繰り返し続けられる」という「特性」の2つの「要素」が成せる「技」なのかも。
「注意欠陥・多動障害」(自己診断だが)気味の「性格」を持つ僕には、「受付」の仕事は絶対無理だ。
でも、全ての仕事に「価値」はあるから、それぞれ「得意分野」を受け持てばいいと思う今日この頃。
「受付嬢の皆さん」、いつもお世話になっています。有難うございます‼️