![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276074/rectangle_large_type_2_a2d404ad69a658a774e806e9ebf55743.png?width=1200)
「あまろっく」と「82年生まれ、キム・ジヨン」
今日、休日、Amazonプライムビデオで2本の映画を観た。
1本目は偶然Amazonプライムビデオの「トップ画面」を開いた時、無料配信をやっていたのが、今年4月に公開された映画「あまろっく」。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276208/picture_pc_acb6eb609ffa83d9dd3fd38031863e1b.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276206/picture_pc_9943360a549e4fc0e1423f569d56f891.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276210/picture_pc_e6dfe7bbf42b04c346f2906818b78128.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276209/picture_pc_e1bf3868ab2b3b1454d58f72011f69b5.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276211/picture_pc_9a8a511b808a568e8c8c05bb499dff18.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276212/picture_pc_d4afb533ccbe96408caa7f01b9f779ae.png)
早い‼️早すぎる‼️でも、嬉しい‼️
映画の舞台は、関西人が親しみを込めて「あま」と読んでいる兵庫県尼崎市。
「あまろっく」とは、この尼崎を津波から守っている「2つの水門」である、通称「あまろっく」。
主演は江口のりこ。共演に中条あゆみと笑福亭鶴瓶。
関西人である僕にとって、「関西弁」のやり取りは本当に痺れるほど心地良い。
詳しくは「ネタバレ」になるので書かないが、「悪人が全く出て来ないあったかいホームドラマ」、例えれば、この映画は「尼崎版・寅さん」だと思う。
江口のりこと笑福亭鶴瓶が巧いのはもちろんだが、中条あゆみが素晴らしくいい。
彼女は軽やかに「とっても難しい役」に挑戦している。
西井史子の脚本が素晴らしい。僕が彼女と仕事をしていた頃、彼女は「プロットライター」をしていた。
例えば、脚本家・遊川和彦さんとプロデューサーである僕たちの「ドラマ企画打ち合わせ」に参加して、「ドラマの企画書」を書き上げる、結構地味な仕事なのである。
その彼女が素敵な映画の脚本を書いているのを知って、正直とっても嬉しかった。
それと「尼崎の風景」を切り取った「撮影監督」「監督」の勝利。
「監督」の「演出のリズム」も堂々としていて、安心して観ていられる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276497/picture_pc_663461d67d847119ef285872d17a1b6f.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276494/picture_pc_11a3147d4a292132c41bb3ace136e8ca.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276495/picture_pc_e7b85d786b059902ae7a7b09f3cb0f65.png)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276496/picture_pc_aaa06b7d2cbc9745f0f3eaf7b0b6f132.png)
2本目は韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」である。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155276822/picture_pc_c5672558e25b5a93f9eeb3d0343dcd0b.png)
この映画は漫画「AV女優ちゃん」の作者・峰なゆかさんが推薦していたので観た。
主人公の女性は保育園に幼い子供を預けながら、仕事に励む女性。
しかし、彼女は「女性」という「性」ゆえ、「社会の様々な差別」を受け続ける。
心をストレスで押し潰された彼女は知らない間に「精神病」にかかっている。
彼女は「元気な頃の笑顔」を取り戻せるのだろうか❓
この映画もまさしく、「ホームドラマ」。
2本とも「素敵な映画」だった。
日々観ている映画の中には「退屈な寝てしまいそうな映画」もあるが、当たり外れはあって当然。
「ハズレだと思った映画」にも「勉強になる要素」が必ず含まれている。
たくさんの映画を観る事が大切だ。
それは映画館かテレビでしか映画を観られない、半世紀前の1970年代から感じていた事。
今日はAmazonプライムビデオに入っていて、お得感と幸せを感じた1日だった。
映画って、本当に面白いねぇ〜