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看護師さんと理学療法士さん
「ジェンダー」が叫ばれて久しい。
都内の区立中学校でも、「男女の区別を無くす」為に、トイレのマークを「男子用が青」「女子用が赤」なのを「両方緑」にしたり、「くん」「さん」と呼んでいたのを全て「さん」呼びにしたり。
これは「男女の区別」とは関係無いが、体育の授業で並び順を「背が高い低い順」では無く、「50音順」にしたり。
NHKの番組でも、「出演者の男女の比率」を50%・50%に持って行く事が推奨されたり。
なんか、全て可笑しい様に思うのは僕だけだろうか?
今、入院していて感じるのは、「看護師さん」や「理学療法士さん」が「女性」で良かったとつくづく思う事だ。
やはり、「女性」には「母性」を感じてしまうし、「病気で心身共に弱っている患者」に優しく、時には「タメ口」で接してくれる「女性看護師さん」の存在は有難い。
僕が1983年にテレビ局に入社して、数年。「男女雇用均等法」が施行された。
当然ながら、「制作部」にも「女性ディレクター」が生まれる。
僕たちを散々いじめて来た「技術のおじさん達」も「女性」をいじめる訳にはいかず、若い未熟な彼女たちのディレクションを「うんうん」と頷きながら聞いている。
でもでも、その当時の「女性ディレクターたち」はもう現場から離れて、別の部署に異動している。
今、「ドラマのプロデューサー」には「女性」が多い。「ドラマ」を観ている多くの視聴者が「女性」だからだ。「女性ディレクター」を見かける事もたまにある。
「ディレクター」という仕事、僕も経験して来たけれど、同時に複数台の「テレビモニター」を見ながら、「映像」を切り替え、その他にも「様々な合図」を他部署に同時に送る。
これは、一般的に「男性」に向いている職業だと僕は思う。
つまり、「男性」と「女性」、それぞれ「得意」「不得意」な仕事のジャンルがあるはずである。
それでも、「男女平等」「男女の区別をしない」と言うのであれば、「男子マラソン」「女子マラソン」は何故、「男女混合マラソン」にしないのだろう。
「男子バレー」「女子バレー」も然り。
今、地球上に約80億人の人々が暮らしていて、80億通りの「多様性」があると思う。
今更、何故「今の日本社会」は「多様性の時代」に突入した、などと言っているのだろう。
太古の昔から、人類は「多様性」を持った生き物なのだ。
「看護師さん」「理学療法士さん」、毎日有難うございます‼️