私、再婚します‼️
「本当にプライベートな事なんですが、私、再婚しました!」
そう言い出したのは、30代に入ったであろう女子社員。
ある会議の冒頭での事だった。
僕は彼女が一度結婚して、離婚したことすら知らなかった。
何があったのだろう❓
確か、彼女は入社した当時、別の部署にいて、「女性の為の歌」を作っていた記憶がある。
正式に「会社が認める歌」.として。
その事になんだか、僕はすごく違和感を覚えていたのだったが。
僕の悪い癖だが、気になると、その人のFacebookを見たくなる。
彼女のFacebookは公開されていた。
同じ会社にいて、共通の友だちが1人しかいないという事は「かなりプライベートと会社を分けているタイプ」という事だろうか❓
彼女は茨城県の公立高校を卒業して、早稲田大学政経学部に入社していた。
アタマはかなり良く、英語はネイティブと話せるほど堪能らしい。
Facebookで読み取れた情報だが。
書き込みに、「英語」が頻繁に見られるから。
大学に入って、彼女が所属したのが、「ベリーダンス同好会」。
これは全て「女子」だった。
集合写真を見ると、100人以上の女子が笑顔で写っている。
「おへそを出して踊るベリーダンス」は「男子学生」には出来ない。
あの映画「007/ロシアより愛をこめて」にも「ベリーダンサーさんが、出て来るシーンがある。
ジェームズ・ボンドを色気で誘惑する。
10代の時、テレビでこの映画を観て、ボンド・ガールのダニエラ・ビアンキと共にドキドキした憶えがある。
Facebookには写真もたくさん掲載されているが、コメントでも「めちゃくちゃ楽しい部活」だった事が書き込まれていた。
そして、女子だけで行った「グアム旅行」。
200枚以上の写真が上がっていて、中には「ホテルの部屋で撮り合いをした写真」も多数含まれていた。
1枚1枚に「キャプション」が丁寧に書かれている事で、彼女にとって、このグアム旅行がどれだけ楽しかったか分かる。
そして、グアムのビーチで女子6人で撮った飛び跳ねるようなビキニ姿の写真。
本当に「女子」を満喫して生きている。全く、人生に疑いもなく。
卒業論文は「東日本大震災」の現地に出向いて感じた事を、様々な「情報」や「資料」を裏付けに書いている。
「研究は現地に赴く事がとても大切だ」と強く言っているのも印象的だった。
しかし、彼女はそれ以上、「被災地」に深く関わる事は考えていなかったと思う。
彼女はまごう事なき、「女子」だと僕は思った。
いつ最初の結婚をして、いつ別れたのだろう❓
ドラマ「海のはじまり」に出演していた「目黒蓮」が体調不良で休んだ時、会議で話題になった。
会議に出ていた「女子全員」が「目黒蓮」の事を「めめ」といった。
「女子の世界」では「共通言語」があり、それをはみ出すとダメなのだと「男性」である僕は感じた。
「村八分」ってヤツだ‼️
僕は「めめ」を知らなかった。別に知らなくてもいいんだけど。
「流行っている言葉」も「女子高生」や「女子大生」は「共有」し、時には「他の女の子に強制」しているのでは。
「女性」は「美しさ」とか「若さ」とか「色っぽさ」とか、元々「男性」を惹き寄せる能力を駆使して生きている。
僕は「男女雇用均等法」施行前に入社した。
「番組制作」をしていて、数年後、「男女雇用均等法」の第1期生の「女子」が「制作部」にも配属された。
でも、その後、彼女たちの多くは「制作部」から去った。
「バカな事がしたい‼️」
「とんでもない事を他人に見せたい‼️」
それが「クリエイター」の原点のはず。
テレビを観ている人に「夢」を見させるのだから。
しかし、「女性」は「現実的」であり、「真面目」である。
逸脱できないのである。
それが「子供」を出産して、育てていく事に関して、大切なのだと思う。
僕は「グラビアアイドル」が大好きだ。
「グラビアアイドル」は必ず「女の子」。
「男性」はいない。
「X(旧Twitter)」や「Instagram」「tiktok」を見ていて思うのは、「女性の露出の多さ」。
「オシャレな服を着た女性」「セクシーな水着姿の巨乳の女性」「トップレスのオッパイを露わにした女性」、まるで「女性のショーウィンドウ」の様。
「女子」はいずれにせよ、「見せたい」のだと。
「同性」にも「異性」にも。
やはり、「男女」は違うと僕は思う。
だから、「男性」も権利を主張せず、「女性」も権利を主張しないという事で良くはないか❓
今、黒澤明監督が映画を撮影していたとして、黒澤組の助監督の中に「女の子」が1人いたら、彼女は男性助監督とは別の部屋に寝泊まりする事になるだろう。
黒澤明監督も助監督時代は助監督の部屋で男だけで雑魚寝していたのかも知れないのに。
話がまとまっていない。
「社会」がこれだけ速く変わって行く状況。
「子孫を残す能力」を持っている「女子」の方が地面に根を張って生きている様に思う。
「男子」は「社会」に流され、揉まれ、とっても弱い存在なのだ。
「コンプライアンス」という名の「ヒステリックな女性的な意見」が飛び交い、「映える」という「画像」や「デートスポット」「スイーツ」がもてはやされる。
「女子会」はあっても、「男子会」は無いんだよね〜
「今の日本社会」は「女子会」だと思う。
これは「インターネット」の登場が大きな要因となっているのは間違いない。