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しゅーくりーむ短編小説集

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中学生の僕、しゅーくりーむが書きました短編小説のマガジンです✍️ まだまだのところもありますが、暖かい目で見てくださると嬉しいです。 コメントなどで感想もぜひ教えてくれると助かりま…
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#ギャグ

今年の冬も、暖かいのは「便座」だけ。

俺にとって、冬に、クリスマスに暖かいのは「便座」だけだった。 毎日使うトイレにその日だけは愛着が湧いた。 「お前だけは、お前だけはずっと暖かくてそばにいてくれるんだよ」 便座に呟きながら、便座を撫でまくった。 人としての行為じゃないことは承知済みだ。 もちろん、この話をすると周りの友達もまっさらいなくなる。 「お前、いい病院教えてあげようか?」 友達の最後の言葉はみんな揃ってこうだ。 至ってこっちは真面目にやっている。 ひとりぼっちの悲しさを、便座が癒してく

コーヒー。

「いらっしゃいませ」 チリリンとなる入店のベルの音と共に、店長らしき人が挨拶をする。 お腹がすいた。 そんな普通の理由で、周りを探索していたところ「喫茶 夢」 と書かれた看板を発見し、地下への階段を降りていった。 それがこの店だ。 先ほどから気になっていたが、この店は何かがおかしい。 そう。 何かが。 とやかく考えながらも、目的は腹を満たすこと。 冷静に考え、注文をする。 「コーヒーを一つ。あ、あとサンドイッチもください。」 「はい、承知しました。」