今やるべきこと
私の母はアルツハイマー型認知症です。
認知症は、ゆっくりゆっくり進むと聞いておりましたが、私の母の場合は急激に進んだような気がします。
その原因は何があるのか。
少し調べてみました。
認知症が進む原因3点
環境の変化
引っ越しや入院、家族やパートナーとのお別れなどの変化が考えられるそうです。
私の母の場合は、引っ越し&パートナーとの別離、有料老人ホームへの入居というトリプルパンチでした。
これはもう、覚悟の上での決行でしたのである意味予想どおりでした。
行動が制限される
有料老人ホームへ入居してからは、自分で好きな時にご飯を食べたり、好きな時に眠ったり、外に出ていくなんてことはできなくなりました。
ミスを責められる
これは特になかったんじゃないかな、という気がしています。
認知症だと理解してからは、老人ホームのスタッフはもちろん、家族も責めたり否定したりなどはしていませんでしたね。
今後どうなるのか
今後、母はどうなっていくのか。
巷には認知症の情報が溢れているので、割と容易に想像することができます。
認知症の進行度合いについて
<軽度>
・人の名前が思い出せない
・同じことを何回も話したり聞いたりする
・日常生活に大きな支障はない
<中等度>
・言葉が出ない
・トイレの失敗
・歩行障害気温に適した着衣ができなくなる
<高度>
・コミュニケーション能力の低下
・意思疎通が難しくなる
・全介助が必要
情報を整理してみると、こんな感じです。
母の現在値は、<中等度>ってところでしょうか。
老人ホームに引っ越しをした頃は、とんちんかんながら割とお話は出来ていました。
現在は、何かを聞いても頷く程度か、自分の話したいことだけを「言う」という感じです。
これから<高度>へと進んでいくことは避けられないと思われ・・・
子どもとしては複雑ですが、受け入れていくしかないですね。
同時に、認知症の進行をもっと遅らせることが出来たのではないか、とも思います。
それだけ私に知識がなかったことも一つの原因かもしれません。
知識を増やそう
認知症基本法案が成立されましたね。
要するに、
『認知症の予防等を推進しながら認知症の人が尊厳を保持しつつ社会の一員として尊重される社会の実現を図るための施策』
だそうです。
尊厳の保持ってなかなか難しい。
この法案が成立されたことによって、難しい問題ばかりではあるけれど、認知症に興味がなかった私たち年代の方はもちろん、若い世代の方も少しは耳を傾けてほしいです。
情報が溢れている世の中で、認知症の知識を身に着けることって割と簡単ですよね。
知識があれば、「あの人はもしかしたら認知症かも」と思えるかもしれない。
そして、それとなく家族へアプローチすることができるかもしれない。
自分で仕組みを作ってみよう
2025年は、高齢者の5人に1人が認知症
2050年には、高齢者の3人に1人が認知症
さらに
85歳以上では、55%以上の方が認知症
との予測です。
これは、ほぼ確定の未来予測でしょうね。
2050年といえば、このまま生きていれば私も良いお年頃。
もし認知症になるのであれば、できるだけ遅らせるような仕組みづくりをしていきたい。
手探りながら、今できることはやってみようと思います。
選べるレクリエーションの構築を目指します!!
現在、この事業に向かって進んいます。
今やるべきこと、
今発信できること、
引き続きnoteに発信します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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