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1年も経たないうちに進んだ認知症

グループホームに転居してから

要介護4の母のことです。
有料老人ホームから、グループホームに転居したのは、2023年5月でした。
今は2024年2月。
とてつもなく時間が過ぎたように感じてしまいます。
かなり母の認知症が進んでしまったような気がして。
今思えば、介護付きとはいえ有料老人ホームで生活していたこと自体がビックリするほどです。
有料老人ホームからグループホームへの転居は比較的スムーズ。
東京から有料老人ホームに転居した時と比べて格段に楽な転居でした。
先の記事に書いたとおり、グループホームへの転居当時は、皆さんとお話できていたのです。
それが、8か月経過した先月の誕生日会では、皆さんと会話ができなくなっていました。
私が少しの間母と会えていなかった、というのもあるのかもしれませんが、やはり急に「進んだ」と言わざるをえません。

思い描いていたグループホームとの違い

要介護2から見直しがかかっていなかったせいもありますが、介護度が飛び級で進んでしまいました。
高齢者のグループホームは、認知症と診断された方しか入居できません。
ですが、普段の手仕事や手作業、家事などを入居者が手伝う施設も多く、私の中でのグループホームとは、ちょっとした家事を手伝うなどしながら生活を楽しむものだと思っていました。
今、母が入居しているグループホームは、施設内で靴を履くこともなく、昔住んでいた家で生活するような感覚で「いいなぁ」と思っていたのです。
しかし、現実は違いました。
認知症が進んでいる方が多いという理由から、お手伝いなど論外で、台所に立ち入ることも、自由に動くことも出来ません。
でも、これは施設を責められませんね。
入居者に怪我をさせないことを第一に考えていますから。
仕方のないことだと思いながら、何もすることなく生活する母を不憫に思ってしまっています。

ついつい考えてしまうこと

母といえば・・・
要介護4になってしまった「今」の状態の母を思い浮かべてしまいます。
でもね、輝いている時代の方が格段に長かったのですよね。
その時代の母を忘れてしまいそうになります。
だから余計に悲しくなるのかもしれませんね。
認知症と気が付いてから3年程。
この3年間のことばかり思い出してしまうのです。
もっと、私が子供だった頃や母が東京で生活してした時代を思い出してみることにします。

次に会うのは来月かなぁ。
ぼんやりと考える今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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