【「私らしさ」が詰まった時代】小学校6年間の概要をまとめてみた
前回は母親と幼稚園までについてツラツラ書いてってあっという間に3000文字超えたので続きを書くのを断念。
というわけで、今日はその続編である「小学校時代」についてびゃーっと書いていこうと思います。
ええ。恐ろしいことに、今回は6500文字に到達しましたよ…笑
えらい長いんで、読んでくださいとは言いません、はい。
自分の思考と記憶の整理のために吐き出すだけ吐き出そうと思います。
書いたら結構スッキリするし、思い出してちょっと懐かしさと面白さを感じたりするんで、公開できる人はチャレンジするのもおすすめかも。笑
「親密性」をバリバリ発揮していた男子っぽい小学生時代
いつの頃だったか、母親に「和美はスカート似合わんな!」って笑って言われたのを素直に受け取り、スカートを履かなくなりました。
髪型も少し後ろを刈り上げたショートヘアで、パッと見男子みたいな感じになります。
小学生時代、何度も「男子に生まれたかったな」とか思ってた気がしますね。
そんな私は、小学生の頃からバリバリ「親密性」を発揮してました。
「みんなと仲がいい」というわけでは全くなく、気の合った友人が見つかればその子と二人でいるか、はたまた一人で過ごしていました。
学年が変わって、仲良い子とクラスが一緒か離れるかだけでも大きくその一年の充実度が違った気がします。
時々、すごく気の合う子が出てくるんですよね。
2年生ぐらいのとき、仲良しで活発な友達と男子に混ざってよくドッジボールしてました。
そのおかげか、女子の割にまぁまぁ肩がしっかりして、スポーツテストのソフトボール投げも学年トップ5に入るぐらいの良い得点だった覚えあります。
やっぱね、その頃の男子というのは女子を舐めてるところがあって、女子がボールを取って投げるとなると、めっちゃ近寄ってきて「来いよ来いよ〜」みたいな、「当ててみろや〜」みたいな、ちょけてくる子もいるわけですよ。
そういう男子たちに思いっきりボール当ててドヤ顔するのに快感を得てましたね。笑
活発エピソードでいえば、ドラゴンボールに影響されて「修行して強くなりたい」みたいな想いが強くなって、当時仲良かった活発な友人と「修行の一環」として音楽室に窓から忍び込んだり、たまたま空いていた体育館に入ったりしてました。
体育館の時、小学校の中で一番怖いであろう先生に見つかって、めっちゃ怒鳴られてゲンコツ1回くらったことあります。笑
男子と混ざって活発にドッジボールしてたり、体育館に忍び込んだりするような時期があると思いきや、時代によってはずっと一人で、休み時間は鯉が泳ぐ「なかよし池」ってところでぼんやり過ごすか、飼育小屋の前でウサギとニワトリを眺める時間を過ごしていた時期もあります。
当時から、「女子のグループ」がとことん苦手。
気の強い子、意地悪な子(関西ではイケズって言います)によく強く言われてたような覚えがありますね。
昔からヘラヘラしてて気が弱そうに見えてたんかなぁ…全然間違っちゃいないけど。
強く言われたら、もうその子とは怖くて関わるのを避けるようになるぐらい弱々なメンタルでした。
あと、「あの子、一人ぼっちだから入れてあげよう」的なのも何か嫌でした。
気を遣っちゃうというか、「そんな風に思ってくれなくていいよ」って変に拗らせてましたね。
せっかくの好意を踏みにじるなんてなんてヤツだ。
でもね、今でもその気持ち、どっかにある。
たぶん、そのグループにいなかった私が入ることで、会話の内容とか、雰囲気とか、元々あったその調和された空気感を乱すのが嫌なんだろうなって。
気を遣って、私に話題を振ってくれたりするわけやん?
でも、そのグループの興味関心と自分の興味関心が合わないことも多々あるわけで、その話題に上手く乗れないわけよ。わからないことも多いし。
でも、せっかく話しかけてくれた子の気を悪くせんように、その場の空気を乱さないようにできるだけ話し合わせるわけやん?
その結果、なんだかお互い微妙な、気を遣いあう変な空気になる。
その空気感がすごく心地悪くて、申し訳なくて、いたたまれなくて、その場から逃げちゃうんよね。
気の合った友人も、グループに入ったり、他の子と仲良くなってる感じがあったら私はスッと一人を選ぶような感じ。
一人の時期は、先生の「はい、じゃあ3人1組になって〜」みたいな声かけが恐怖で仕方なかったな。
寝たふりしたり、頑なに動こうとしなかったり、一度そのグループを作るっていうのが耐えられず授業中にも関わらず教室を抜け出した記憶もあります。
一人の時期は、休み時間にクラスに置いてある学級文庫だったり、図書館の本をよく読んでいました。
なぜか4年生の教室にあった「右脳革命」という本を手に取り、右脳を開発したくて仕方ない時期も中学生になるまで定期的に訪れてましたね。笑
物語も好きでした。特にファンタジー要素のあるものは好んで読んでた気がします。
小学生時代から本を読むのが好き→「文章を読むこと」「書くこと」っていう得意を伸ばせる要素の一つになったんじゃないかなって思いますね。
「好き」を育てる時期。音楽会での「歌」と一人遊びでの「演技」と自由帳での「イラスト/漫画」
幼稚園の時からずっと続けて「歌うこと」と「イラストを描くこと」は大好きでした。
歌に関して言えば、6年間通して「誰よりも大きな口を開けて、表情豊かに大きな声で歌う」を意識してましたね。
…いやいやいや、合唱なんだから、調和を覚えようぜ、調和を。笑
でもほら、みんなで壇上に並んで歌うじゃないですか?
で、歌ってたら、先生が言うわけですよ。
「里さん(旧姓、さとって言いますw)、ちょっと前に出てきて、みんなの方に向かってここで歌ってくれない?」って言って前で歌わされるんです。
もちろん緊張するけど、好きなこと/得意なことで見本になれてるんだって思うと、存在意義が満たされるというか、自信がつくんですよね。
あれ、もしかして私、この頃自我10位以内に入ってるんじゃないの?笑
プライベートでも、もちろんよく歌ってました。
誰もいないと思って外を歩いてる時に大きな声で歌ってたら、案外近くに人がいて焦るっていうのはきっとあるあるですよね。笑
あの時代、テレビをつければ毎週オリコンランキングの番組があって、「今流行ってる歌」が流れてましたよね。よく観てました。
ああいった番組のおかげで、その年代の流行りの曲を聞くと当時とリンクして想いを馳せられたりして良いですよね、うん。
そういう流行りの歌はもちろん、当時見ていたアニメの歌もよく歌ってましたし、なんかよくわからないけど頭に浮かんだメロディーと歌詞で自作の歌を歌ってることもありました。
子どもの頃って、やっぱ発想が自由でいいですね。
「発想が自由」で思い出しましたが、この頃自分の中に数人の人格を作って、その人格になりきって過ごす…みたいな謎の一人遊びもやってました。
「演じること」が好きだったんでしょうね。自然にやってましたからね。
同様に、国語の本読みでどれだけ物語の「」の部分をセリフっぽく演じられるか…みたいなことも緊張しながら一人でチャレンジしてた覚えあります。
家で小説読んでる時もたまにセリフ部分を音読してました。
「感情を込めて文章のセリフを音読する」ことが「好き」でしたし、「得意」でした。
イラストも変わらず描いてました。
好きな漫画のキャラを真似て描いたり。(鳥山明さんのイラストよく描いてたな)
めっちゃイラストが上手い子を真似て、自作の漫画を自由帳に描いたり。
自由帳の漫画はたぶん5〜6巻になるぐらいまで描きましたね。
イラスト描くのが好きな友達と一緒にキャラクター作って、交換漫画描いたりね。
楽しかったなぁ。
でも、ここで気づくんです。
あ、私、どれだけいっぱい描いても、あの子とあの子にはイラストのスキルも漫画の面白さもキャラ作りも全然かなわへんわ…って。
学年で2人ぐらい、ずば抜けてイラストが上手い子がいたんですよね。
上手く描けなくてちょっとしたスランプに陥ることもありました。
好きで描いてたけど、「元々持ってる才能の差」みたいなものを感じる機会が多くなって、「人と比較し、落ち込む」みたいなのが出始めます。
イラストがもっと上手くなりたいと思って、イラストの通信講座をやりたいって親にお願いすることもありました。
当時にしては、かなり切実にお願いしたと思います。
ですが、「うちのどこにそんなお金あるのん?」って言って、どんなに頼んでも習わせてもらえませんでした。
あの時はめっちゃ悔しかったなぁ…。いっぱい悔し泣きした覚えあります。
公文とかやめて、断然イラストを習いたかった。
月々2980円か3980円…だったように思います。
多分親として、
イラストなんて習ってどないすんねん。
勉強やったらまだしも、絵なんてただの「遊び」やろ?
ぐらいの感覚だったんじゃないかなぁ。
でもやっぱりそれでも、イラストを勉強したかった。
その時の悔しさが今、「子どもが本当にやりたいって言ったことは、極力させてあげたい。そのために、お金をしっかり稼ぐんだ」という強い想いに繋がってたりします。
何事も反面教師で今に生きてるってわけですね。
学校が終わったら、本屋さんか児童館か、スーファミタイム
学校の後は、外に出ることが多かった気がします。
団地の周りの公園、少し離れた大きめの公園。
友達がいる時期はその二つだけでも充分に満たされてましたが、友達が近くにいない時期はよく駅の近くにある本屋か児童館に行ってました。
本屋では迷路ブックとか占いの本とかおまじないの本とか、児童書らしいものを読んでたことももちろんありますが、それと同時に自己啓発書も読んでましたね。
他の子みたいに友達に馴染めない自分って何かおかしいんじゃないか。
グループに入るのが苦痛ってやっぱ変?
ヘラヘラ笑って愛想振りまいてる自分が嫌い。
自己肯定感が低く、歌を歌うこと以外に自信を持てず、友達に馴染めない「ダメなやつ」と認識しがちな自分を何とかしたかったんだと思います。
小学生時代、本を買うお金もないので、2〜3時間文庫本の立ち読みコーナーで過ごした日々もありました。
(それが今の「本当にやりたいこと」に繋がるなんて思ってもみなかったなぁ)
漫画を読みたいのもあったんですが、漫画って開けないようにテープが巻かれてるんで立ち読みできません。
そんなときは児童館です。
最新のは置いてないですが、結構たくさんの有名な漫画が置いてました。
子ども達に人気なのはやっぱり「ドラえもん」全巻と、「ドラゴンボール」全巻ですかね。あと、「ぬ〜べ〜」も人気だったかな。HUNTER×HUNTERもちょっとだけあった気がする。読んだな、うん。
児童館通ってた後半の時代にワンピースも始まりだして、チョッパーとの出会いと育て親との別れのやりとりを読んで号泣したな。
私のワンピースはルフィとサンジとゾロとチョッパーとナミとウソップの6人で時代が止まってます。笑
少年漫画も少女漫画もたくさんあって、めっちゃ読んでましたが、児童館は他にも今に繋がる思い出のものもあります。
それが、「卓球」。
最初は先生に「やってみる?」って誘われたのかもしれません。
めっちゃハマりました。面白かった。友達と一緒に来てるわけじゃないから、児童館の先生とやるわけですよ。
やればやるほど上手くボールが入るようになって、ラリーが続くようになって、サーブも早くなって、たまにスマッシュとか入るようになって…
「卓球、めっちゃ面白いやん!!」って開眼しました。
小5入ってから気づいたんだろうなぁ。
そのときは一輪車クラブだったんですけど(そういえば一輪車も好きでした)、6年になって卓球クラブに入って、6年が一人だったってこともあって柄にもなく部長になったな、そういえば。
そのときは、児童館に行けば下の学年の卓球部なんかも来てくれて、一緒に卓球してましたね。
児童館が開いてない時は、小学校高学年のときにサンタさんがくれた「スーパーファミコン」でよく遊んでました。
(ほんとにありがとう、サンタさん!!!それももちろんめっちゃ嬉しかったけど、イラストもマジで習いたかったんだぜ!!!)
ぷよぷよやマリオカート、ストリートファイターⅡ、SFCで出てるドンキーコングシリーズ一通り…みたいな王道なアクション系は大体やりこみましたが、主にRPGの方がどっぷりハマりましたね。
ドラゴンクエスト5、6、1&2(未クリア)、FF5、ロマサガ3、トルネコの不思議なダンジョン、風来のシレン、MOTHER2、スーパーマリオRPG、クロノトリガー…
どれもめっちゃ大好きでやりこみましたね。
マイナー目なところで言うと、天外魔境ZEROも時間が現実世界とリンクしてる感じがたまらなかったし、大貝獣物語2もスラップスティックも、マーヴェラスもう一つの宝島もハマった。
…なんか、めっちゃ時間持て余してるぐらいいっぱい遊んでるな、私。笑
今の「ゲーマー」な私の基礎が築かれた時代でしたね。
一人っ子でしたが、今考えると充実したプライベートを過ごしてたなって思います。
そして、ずっと恋多き女子(笑)
5000文字ぐらいになってきたんでさくっと行きますけど、恋なんかでいうとずっと誰か好きな人がいましたね。
でも、結構コロコロ変わってた。笑
ドッジボールが上手かった子。団地で同じ3号棟に住んでた子。児童館でよく会ってた子。よく話しかけてくれてた子。
ちょっとの期間好きだった子も含めたら、10人ぐらい余裕でいたと思う。笑
バレンタインデーにドキドキしてチョコ渡して、一回だけホワイトデーで飴ちゃん返ってきたことあるな。
たぶん、ラブレターとか書いて渡したこともあるし、告白もしたことあったような気がするけど、「付き合った」とかの記憶は一切ないし、そもそも「付き合う」って何かわかってなかったんじゃないかな。笑
覚えてる限りは告白されたことはないね。
まぁ、男子っぽいキャラやったし、キュートでモテる感じでもないし、オシャレの「お」の字も一切なかったからしゃーないわな。笑
「今日は〇〇くんと話せた!やった!」
「きゃーー!鬼ごっこで追いかけてもらえた!嬉しい!!」
「今日児童館に〇〇くん来てるかな…あっ、来てたー!!一緒に遊びたい!!」
「学校帰ってから好きな子と遊ぶ約束できた!わーーい!!」
「一緒に学校行けて幸せ(←家近いから一緒に行けてた)」
みたいな、可愛い小学生時代の恋模様でした。笑
小学生時代まとめ
えっと、もう6500文字ですわ。
まぁ、6年をまとめて書こうと思ったらこうなるか。笑
まとめると…
・見た目男子っぽかったし男子になりたかった
・男子に混じってドッジボールとかして活発に遊ぶ方が性に合ってた
・修行の一環と称して友達と体育館に忍び込んだのがバレて先生から一回ゲンコツくらった
・小学生時代から親密性発揮してた
・女子グループは苦手だった
・仲いい子がいないときは一人で過ごしてた
・グループに馴染めず社交的になれない自分、自信が持てない自分が嫌いだった→自己啓発本に出会って読み込んでた
・歌うのが好きで合唱ではイキイキしてた
・演じることが好きだった
・イラスト描いてて漫画も描いてたけど、劣等感が芽生えた
・当時イラストの通信講座を習わせてもらえなかったのが悔しくて、「子どもに本当にやりたいことがあるなら極力させてあげたい」という今の想いに繋がっている
・本屋通いで立ち読み2〜3時間過ごしてた
・児童館通い→漫画めっちゃ読んだ&卓球に出会ってハマった
・スーパーファミコンでゲーマーな自分が開花した
・いつも誰か好きな人がいる恋多き女子だったけど別に何もなかった
というわけで、今回は以上です!!!
めっちゃ長いのに、ここまで読んでくださったあなた。
本当にありがとうございます☆(嬉)
次回は中学時代。
週1で休む時期もあったし、男子と喋れんくなったりしたし、小学生時代にめっちゃ仲良かった子に裏切られたり(?)したし、学生時代で一番しんどかった時期だなぁ。
書くぞーーーー。